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リハビリテーション学部の教員3名が携わった書籍が発刊されました

本学の上杉雅之教授の監修で、木下めぐみ助教が編集を担当した書籍『動画でイメージ!理学療法はじめての臨床実習』が、3月末に三輪書店より発刊されました。本書のなかで、第9章「通所リハビリテーションでの症例への向き合い方」を辻下聡馬助教が分担執筆しました。

学生にとっては、“未知の世界”で苦手意識を抱きやすい「臨床実習」。本書は、初学者(理学療法学生)を対象に、実習への不安を払拭して、存分に力を発揮してほしい!そんな願いを込めて制作されました。リアルな短編動画を「見て」、臨床現場の疑似体験をするなかで各々に「感じる」ことで、スムーズに「学び(行動変容)」へ繋げる、といった工夫が施されています。

本書は、準備編と実践編で構成され、準備編では、知りたくても聞きにくい「電話のかけ方」や「患者とのコミュニケーションスキル」などを紹介。本文に合わせて、動画にて「悪い例」と「良い例」の疑似体験のなかで、どのような行動を取れば良いかを楽しく学ぶことができます。

実践編では、病院・クリニック・介護施設など、さまざまな実習現場で求められる「リスク管理の仕方」や「検査項目の選定の仕方」などをわかりやすく解説しています。また、動画では、臨場感あふれる現場や、指導者・患者とのやり取りなどが収録されており、疑似体験のなかで「心を動かしながら」、「解説を見ながら」学びを深めることができます。これから実習をひかえた学生のバイブルとして最適な一冊です。
また、これから「理学療法士」を目指そうとしている高校生にも、職業のイメージをつけるうえで参考になる一冊です。

【教員紹介】
●上杉雅之教授 ●木下めぐみ助教 ●辻下聡馬助教