現代社会を「生き抜く力」を育む

現代社会を「生き抜く力」を育む

神戸国際大学 学長辻正次

キリスト教主義に基づき国際性を備えた人材の育成は、本学がいつの時代にも変わらず持ち続ける方針です。その一方で、グローバル化、高度情報化による変革の著しい社会で活躍するには、常識だけにとらわれない発想力や行動力が求められます。

それは、自ら課題を見つけ出し、解決まで行う「生き抜く力」と言えるべきものでしょう。それを身につけるには、今をとらえる着想力や分析力だけでなく、幅広い教養に支えられた専門的な学識と、SDGsなど世界的な課題にも目を向けられる国際感覚を必要とします。

本学は、長年に渡る教育や研究を基盤とし、経済学・経営学・観光学・国際文化ビジネス・リハビリテーションの医療分野、それぞれを専門的に学ぶ環境を整えると同時に、早くから「グローバルキャンパス」という考えのもと、海外に数多くの提携校を有し、「本学から海外へ、海外から本学へ」のスタンスで学生のみなさんに異文化交流を促してきました。

加えて、少人数制教育やフィールドワーク、PBL(Project-Based Learning)など、学生の主体性を高め、社会との連携を強める方法も、数多く学びの中に取り入れています。社会人としての基礎的な力を備えるキャリア教育や、国家試験対策に注力していることも本学の特長です。本学には「生き抜く力」を備えた人になるため、多くの機会を設けています。

さあ、ともに学び、成長を目指しましょう。

神戸国際大学 学長辻正次