実習について

1年次から成長過程に合わせた臨床実習を用意

1年次

理学療法概論演習
【3日間】

リハビリテーションの臨床現場を見学・体験する実習です。早期から、医療や介護における理学療法士の役割を学ぶことで、将来に向けた学習の動機付けや、医療従事者に必要な心構えを養います。

2年次

実習Ⅰ
【2週間】

「検査測定実習」とも呼ばれます。この実習から実際に対象者に「触れる」ことを経験します。学内で学んだ理学療法に関する知識・技術をもとに、実際の対象者に対して検査測定を行い、経験を積みながらその精度を高めます。

3年次

地域理学療法学実習
【1週間】

通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションなどを通じて、地域における理学療法士の役割や業務、地域で生活している方々を対象とした理学療法について学びます。

3年次

実習Ⅱ
【3週間】

理学療法治療を行うための基盤となる「評価実習」です。学内で学んだ専門的知識や技術を活かし、対象者に対して「理学療法評価」を行います。得られた情報から障害像を解釈し、課題解決に向けた治療プログラムを立案する過程を学びます。

4年次

臨床実習Ⅲ・Ⅳ
【各7週間】

「長期実習」とも呼ばれる総合実習です。実際に対象者に対して理学療法治療を実践します。また、その治療効果を様々な検査で確認し、対象者に適した理学療法の進め方を実践的に学びます。

1年次から成長過程に合わせた臨床実習を用意

1年次 | 理学療法概論演習【3日間】

臨床の現場において患者様の生活及び医療職者の行う医療行為を見学・体験することにより、医療に取り組む動機付けと医の心・社会的使命感を早期に養うことを目的としています。

2年次 | 臨床実習Ⅰ【2週間】

診療参加型実習となります。白衣を着て「医療スタッフの一員」として医療現場に出かけ、理学療法士の先生のアシスタントとして「患者様のために」動くことで、患者様のために何ができるかを考える心構えを学びます。

3年次 | 臨床実習Ⅱ【3週間】

理学療法士を目指す中で非常に重要な時期にある実習で、知識や技術がどれだけ患者様に役立つかを知り、自分の弱点も知ることができる実習です。

4年次 | 臨床実習Ⅲ・Ⅳ【各7週間】

「長期実習」とも呼ばれる総合実習で、多くの患者様と関わり、技術を上げることができる実習です。現場の理学療法士がどう考え、どこに治療の目標を設定するのかなど実践的な知識を学びます。

地元での実習も可能!

全国約260カ所で実習が可能

実習先一例

【神戸市内の実習先】

医療法人社団・顕鐘会・神戸百年記念病院/藤田整形外科・スポーツクリニック/神戸掖済会病院/医療法人・明倫会・本山リハビリテーション病院/公益財団法人・甲南会・六甲アイランド甲南病院 など

【明石市・加古川市・姫路市など神戸市以西】

社会医療法人財団聖フランシスコ会・姫路聖マリア病院/医療法人・仁寿会・石川病院/特定医療法人・誠仁会・大久保病院・医療法人社団・順心会・順心リハビリテーション病院/(医)久仁会・明石同仁病院/医療法人社団いなみ会・私立稲美中央病院/医療法人・IHI播磨病院 など

【その他兵庫県下】

医療法人・昭圭会・南芦屋浜病院/社会医療法人・中央会・尼崎中央病院/社会医療法人・渡辺高記念会・西宮渡辺心臓脳・血管センター/医療法人社団・武部整形外科リハビリテーション/医療法人・協和会・協立記念病院/公立豊岡病院組合立豊岡病院出石医療センター/医療法人社団和敬会・さんだリハビリテーション病院 など

【大阪府】

社会医療法人・協和会・加納総合病院/医療法人せいわ会・大阪たつみリハビリテーション病院/独立行政法人・地域医療機能推進機構・大阪病院/社会医療法人・寿会・富永病院/医療法人・徳洲会・松原徳洲会病院 など

【京都府】

社会福祉法人・京都博愛会・京都博愛会病院/公益社団法人信和会・京都民医連あすかい病院/国家公務員共済組合連合会・舞鶴共済病院 など

【中国地方】

出雲医療生活協同組合・出雲市民病院/一般財団法人・津山慈風会・津山中央病院/医療法人社団生和会・福山リハビリテーション病院/広島大学病院 など

【四国地方】

一般財団法人 三宅医学研究所・附属三宅リハビリテーション病院/香川医療生活協同組合・高松協同病院/海里マリン病院/医療法人・山秀会・山崎外科・整形外科病院/医療法人・杏風会・今治セントラルクリニック/医療法人・田窪リウマチ・整形外科 など

【九州・沖縄地方】

社会医療法人・大成会・福岡記念病院/医療法人・伴帥会・愛野記念病院/桜十字熊本東病院/社会医療法人・玄真堂・川嶌整形外科病院/医療法人タピック・宮里病院 など
その他近畿地方、関東、北陸、北海道など実習地を完備。

臨床実習のサポート体制も充実

実習のサポート

実習前

実技試験(OSCE:実習を想定した実技の強化)
筆記試験(実習に関連する知識の強化)
担当教員による実習施設との事前連携
(学生がスムーズに実習を行えるよう、施設との連携によるサポート)

オスキー
実習前試験

臨床実習に備えて、知識面の強化を目的とした筆記試験と、技術面や臨床能力の強化を目的としたシミュレーション実技を実施、スムーズに臨床実習へ入れることを目指しております。
シミュレーション実技は、OSCE(Objective Structured Clinical Examination;客観的臨床能力試験;通称「オスキー」)と呼ばれ、元来、医学部学生の臨床能力を評価するために英国で開発されたものです。

実習中

担当教員による実習地訪問と個人面談
(より充実した学びとなるように、個人面談によるアドバイスを実施)

実習後

実習報告会(実習で経験した内容を個別に発表)
実習報告会(実習で経験した内容を個別に発表)

費用サポート

3年次以降の臨床実習にかかる交通費等の費用については、本学において一部負担しています。また、実習先が自宅外通学となる遠隔地の場合は、当該実習期間の住居を本学で用意し、その住居費等を負担いたします。
※詳細については入学後、臨床実習時までにお知らせいたします。

実習参加者のインタビューはこちらをご覧ください。