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兵庫ユニバーサルマラソン2024の運営ボランティアに学生が参加しました

2024年3月30日㈯、尼崎市の「県立尼崎の森中央緑地」で開催された兵庫ユニバーサルマラソン2024の運営ボランティアとして9名の学生が参加しました。

この大会は障害者がユニバーサルマラソンを通じて、体力の維持増進と社会参加意欲の高揚を図るとともに、広く県民の参加のもとに障害者に対する理解を深めることを目的として開催されたもので、「ユニバーサル」の名前の通り障害の有無や年齢、性別に関係なく誰でも参加できることが魅力のイベントです。

イベントは兵庫県の齋藤元彦知事やKOBE2024世界パラ陸上選手権大会・組織委員会会長でスポーツジャーナリストの増田明美さんらによる開会セレモニーが行われた後、コース半周を楽しく走るFUNラン&ウォーク、車いす利用者が8㎞を走る「車いすロードレース」、コース7週計8㎞を2人以上7人以下のチームでリレー形式で走る「ユニバーサルリレー」の順番で種目が行われ、青空の下参加者たちは持てる力を発揮して元気に走りました。

今回学生らは各種レースのコース上の係員を務め、ランナーたちに声援を送りながらも安全にレースが進行するように努めました。参加した学生からは実際に競技を間近で体感したからこそ分かる感想が寄せられました。

今日は風が強く向かい風が吹く時はランナーたちにとって厳しいコンディションであったと思います。しかし、その中でもランナーたちが楽しく走ることを忘れずに最後まで競技に挑み続けたことは素晴らしいと思いました。(リハビリテーション学部2年生)

(車いすロードレースにて)はじめは足を使って走るより車輪で進むことのできる車いすの方がタイムも出やすく、体力の消耗も少ないと思っていましたが、上り坂で皆さん腕の力だけを頼りに進む姿にレースの厳しさを感じました。それだけに日々レースで鍛えられた車いすランナーの上腕の逞しさには驚きました。(リハビリテーション学部2年生)

また、当日は開催まで残り1か月と少しと迫った「KOBE2024世界パラ陸上選手権大会」のPRブースも会場に出展されており、リハビリテーション学部生らは実際に競技で用いられるレーサータイプの車いすの試乗にも挑戦しました。

イベントの最後には増田明美会長をはじめ、ゲストで来場されていたアスリートのみなさんが今回ボランティアに参加した本学学生らとの記念撮影に快く応じてくださり、増田会長からは「今日は皆さんコースで応援をしていただいてありがとうございました。しっかりと参加者にも声援が届いています。」と学生らに対し労いの言葉を頂き、彼らにとって大変貴重な春休みの思い出となりました。