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2023年7月25日（火曜日）経済学部プロゼミ（担当：毛丹青教授）主催の学外授業を実施しました。本学の中国人留学生のほか、神戸市外国語大学や関西大学からも参加した中国語専攻の日本人学生を含め、計12名。ゲストスピーカーは中国人実業家で、「珈琲の聖師父」とも呼ばれる王森先生。過去８年間で4000人の学生に珈琲館の作り方を伝授し、その中から3000人も中国各地で珈琲館を開設し、その経験を記録した書籍も相次ぎ出版され、ベストセラーとなっています。今現在、神戸市内でも珈琲館の独立開業を果たしました。

学外授業は王先生がオーナーのDreamer Café（中央区栄町通）で行われ、日本でどのようにして起業したのか、中国で積み上げてきた経験を元に、これからの国際社会にどう生かすのか、また越境する文化とは、われわれにどのような意味をもたらすのか、多岐にわって話されました。

「具体的な実例をまじえて、とてもわかりやすいお話でした。国際文化ビジネスの観点から見ても、いろいろと考えさせられます。さすがです。このような授業を今後ともぜひ開催してほしい」（本学留学生2回生・崔棟さん）

「秋学期から中国への留学を決めていましたから、実業家の生の声でいろいろとお話を聞くことができました。大きな収穫がありました。できるだけ自分の目で確かめたほうがいいと思います。留学への期待感も高まりました」（神戸外大3回生・西岡那奈）

毛丹青教授…本学では「国際文化ビジネス・観光学入門」、「日本社会文化論」などの授業科目を担当し、留学生に限らず多くの学生から人気を博しています。今現在、神戸市外国語大学や関西大学の客員教授も務めています。