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2021年度東灘区学生サポーター最終報告会で本学学生が発表しました

2022年3月18日(金)東灘区役所にて行われた東灘区学生サポーター最終報告会に本学学生が出席し来場者に活動報告をしました。

本学からは経済学部生4名で構成された「RIC.Reborn.Project」と、リハビリテーション学部生3名で構成された「RIC健康づくりプロジェクト」の2つのグループが2021年度の東灘区学生サポーターとして活動しており、当日は昨年8月の委嘱式から約半年間にわたる活動の成果を植松賢治東灘区長をはじめとする来場者にプレゼンテーションしました。

【これまでの学生サポーターの活動について】

東灘区学生サポーターの活動について(東灘区役所HP)

【本学学生の2グループのInstagram情報】

【RIC健康づくりプロジェクトの発表について】

報告会当日は大学行事等の関係で動画での出席となった同プロジェクトは、リハビリテーション学部2年生3名で構成されており、この半年間で「ひがしなだスイーツめぐり」のPRと六甲アイランドファッションプラザにおける「ボッチャ体験会」の企画・開催という2つの活動をメインに行いました。

当初は区内の小学校の授業の中でのボッチャ体験会や、健康増進を意図した体験イベントを複数回六甲アイランド内で実施するというような計画であり、それぞれ企画を立案していましたが新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けイベントの受け入れが困難な状況となり思うように計画を実行できなかった悔しさがある中で、活動期限直前の3月にようやく「ボッチャ体験会」の実施を実現した喜びとそのイベントの中で多くの住民の方との触れ合いの機会を得たこと、またユニバーサルスポーツであるボッチャの普及等に一役買えたことなど一定の成果があったことを報告しました。

【RIC.Reborn.Projectの発表について】

同プロジェクトは経済学部3年生3名と1年生1名で構成されており、フィールドワークとして六甲アイランド内の施設や店舗を訪れ、その成果を自身のInstagramアカウントで発信するなどの六甲アイランドPR活動、住民や島内の学校に通う学生に向けた「六甲アイランド意識調査アンケート」の実施、島内各所で実施されるイベントへの積極的な助力など六甲アイランドに寄り添う活動を継続しました。

彼らも当初は六甲アイランドにおけるイベント実施等を目標に掲げていましたが、社会情勢を鑑み今年1年は島内の調査とPRを行う方針に転換し活動しました。六甲アイランドにおける諸活動への積極的な参加、地道なPR活動などについて地域住民の皆様からも多大なご理解を頂いたこのグループはケーブルテレビ等メディアでも取り上げられるようになりました。

プレゼンテーションの終わりには、活動の締めくくりとして半年間のフィールドワークや取材活動をまとめた広報誌を作成しており、3月中の発行に向けて最終校正をしていることも発表しました。

【報告会の講評】

本学の2グループを含む全てのグループの発表の終了後、植松区長から「コロナ禍の中、大学生の皆さんは活動が制限される等大変な1年であり、理想していた活動とは異なる形になったグループもあったかと思いますが、報告会に何らかの形で結果をまとめてくれて良かった。今回の学生サポーター活動を通じて東灘区や神戸市のことにもっと興味・関心を持って欲しいという気持ちがありますので、引き続き地域に寄り添って欲しい」といった旨の講評がありました。

学生らはこの半年間の活動の中で学外の人との関わり方やイベントの立案、ミーティングや取材のノウハウ等大学の講義の中では学び取ることのできない貴重な経験をすることができました。彼らがこの経験を活かし、更に地域や社会の発展に寄与できることを期待しています。

★参加学生の声★

  • このプロジェクトでの活動がなければ大学の周辺のことや地域のことに関心を持つことはなかったと思います。しかし、活動を続ける中で多くの人が街のことに関心を持って活動をしていることが分かり、自身も深く関わろうと思うようになりました。これから4年生になりますが、プロジェクトの活動を継続し、六甲アイランドのPRを更に進めながら当初の目標であったイベント企画などの実現に向けて尽力し、六甲アイランドの多世代・多文化交流における活性化のために努力したいと思います。(経済学部経済経営学科/3年/男子【RIC.Reborn.Project】)
  • 新型コロナウィルス感染拡大の影響により本来企画していたような活動ができなかったことはとても残念ですが、その分最終的にボッチャ体験会を実施できたことに大きな喜びを感じました。体験会は多世代の方が集まる会場を使って開催することができたので広くユニバーサルスポーツを普及することができたと感じています。また、学生サポーターの活動として東灘区が企画するイベントのPR(スイーツめぐり等)をさせて頂いたことで、より街に対する関心が強くなりました。(リハビリテーション学部理学療法学科/2年/女子【RIC健康づくりプロジェクト】)
東灘区役所まちづくり課の皆さんと(RIC.Reborn.Project)