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2023年10月28日㈯・10月29日㈰の2日間、神戸国際大学体育館にてサントリーチャレンジド・スポーツプロジェクト「車いす操作スキル講習会」を開催し、リハビリテーション学部生10名と一般参加者5名の計15名が参加しました。

この講習会はサントリーホールディングス株式会社が東日本大震災の被災地の学校や試合会場での競技体験、アスリートへのインタビューなど。｢PASSION FOR CHALLENGE｣を合い言葉に、人と人のリアルな交流を大切にし、チャレンジド・スポーツの魅力を伝えていく目的で始めた「サントリーチャレンジド・スポーツプロジェクト」の活動の一環として、アクティブな車椅子の操作スキル及び車いすに関する専門的な知識を習得することを目的とした内容で行われました。

一般社団法人コ・イノベーション代表理事の橋本 大佑氏を講師としてお迎えし、ドイツで開発された車いす操作スキルの指導メソッドをベースに開発したスモールステップの指導法を通し、参加者は車いす操作スキルを習得するとともに、その指導法について学びました。

【講習会ムービー】

車いすでの前進・後退・方向転換などの基本的な動作から、キャスターと呼ばれる前輪を持ち上げた状態で車いすを操作し段差を昇降するような「キャスター上げ」と呼ばれる難易度の高いスキルの習得、そして車いすに乗った状態で楽しめるレクリエーションの体験など、車いすユーザーの視点から学ぶ非常に充実した講習会となりました。

卒業後の進路や臨床実習等の現場において車いすユーザーの方と接することが想定されるリハビリテーション学部生らにとって、今回自身が車いすを用いて様々な動作やレクリエーションを体験できたことは大きな財産となりました。