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経済学部白砂伸夫教授が建築士・平野祐一氏とグランフロント大阪にて「かがやくグレープフルーツ」ワークショップを開催しました

2023年9月2日、グランフロント大阪北館2階ナレッジキャピタルThe Lab.みんなで世界一研究所内Active Studioにて経済学部白砂伸夫教授が建築士・平野祐一氏とともに果物を使った工作「かがやくグレープフルーツ」ワークショップを開催しました。

今回のワークショップは本物のグレープフルーツの中身をくりぬき、その空洞の中に小さなライトを差し込むことで果物の持つ温かみや美しい色彩をより引き立たせる世界に一つだけのランプを作るという内容のもので、事前申し込み制先着27名対象のイベントでしたが、前日までに満席となりキャンセル待ちが出る程の注目度の中で行われました。

今回のイベントで講師を務める建築士の平野祐一氏は香川県で設計事務所 平野地域計画を主宰されており、2015年に神戸国際大学で開催されたフルーツライト展示会「ひかる野菜、かがやく果物」をはじめ、様々な場所で野菜照明の展示や製作ワークショップを開催されています。

この日のワークショップでは参加者一人ひとりがグレープフルーツの底をくりぬき、果実をスプーンで掻き出しながら果実を皮だけ残す作業をした後に、小さいライトを取り付けてランプを作成しました。全員のランプが完成した後は室内のライトを消して点灯式を行いました。

参加者からは「同じグレープフルーツを使った作品でありながら、ライトをつけた時に果肉の削り具合の違いや作業の丁寧さによって見え方が変わるところに芸術性を感じた」「野菜や果物を調理する過程で本来捨てるはずの皮の部分を活用する工作だったので、自宅でも挑戦してみたい」等の声が聞かれました。