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2023年8月19日、グランフロント大阪北館2階ナレッジキャピタルThe Lab.みんなで世界一研究所内Active Studioにて経済学部上田ゼミの学生5名が「唯一無二のスプーン制作体験」ワークショップを開催しました。

今回のワークショップは上田ゼミのメンバー5名からなるチーム「銘銘（めいめい）」が、尼崎市で樹脂製品を中心に部品製造やオリジナル商品製造を中心に行っている有限会社中野製作所様と共同で企画したもので、楽器などの製品製造過程で生み出されてしまう木片等の廃材を有効かつ、楽しく活用することを目的としています。

ワークショップの内容は、大小長短様々なスプーンの形にカットされた木片廃材の中から参加者は好きなものを選び、ヤスリなどでスプーンを磨き、最後につや出しなどで加工してまるで市販品のような手触りと外見の自分だけのオリジナルのスプーンを作るというもので、およそ50名の幅広い年齢層の参加者が集まりました。

参加者からは「普通にしていれば文字通り廃棄されてしまう廃材を活かす取り組み、しかも不要なものではなく日常的に使用するスプーンを作るということは非常にサスティナブルな取り組みであったと思います。」「作業としてはひたすらに木片を磨くというものであったが、木の手触りや見た目が少しずつ変わっていく様子を見ているとだんだん作業が止まらなくなっていった」などの感想があり、ワークショップを企画・開催した学生からは「正直なところ、今回のワークショップを開催するまでは本当にお客さんが来るのだろうか？と心配することも多かったが、蓋を開けてみると用意していたスプーンが無くなる程の方に参加して頂けたことに大きな驚きと感謝の気持ちがあります。廃品の再利用というテーマがSDGsの普及などもあって多くの人の関心事になっていることが改めて理解できた一日でした。」との声が聞かれました。

グランフロント大阪北館2階ナレッジキャピタルThe Lab.みんなで世界一研究所内では9月18日まで「神戸国際大学特別展示」を開催しています。皆様のご来場をお待ちしております。