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防災救命クラブ(DPLS)と神戸松蔭女子学院大学が共同で「夏休みこども防災教室」を開催しました【サマプロ1日目】

2023年8月22日、神戸国際大学食堂2階においてKIU SUMMER PROGRAM for KIDs(サマプロ)のプログラムとして「夏休み子ども防災教室」を開催し10組のご家族が参加しました。

今回のプログラムは神戸松蔭女子学院大学人間科学部食物栄養学科による災害時でもポリ袋等を利用して調理ができるパッククッキングの体験と、本学防災救命クラブ(以下、DPLS)による親子向けの心肺蘇生法の体験をあわせたもので、楽しく体験をすることを通じ、災害時に役立つスキルを身に付けるという内容で行われました。

パッククッキングでは、神戸松蔭女子学院大学の6名の学生が進行役となり、ローリングストックとして保存されているミートボール等を具材として活用し、湯せんで作るカレーライスの調理体験を行いました。災害時にライフラインが途絶えてしまった際でも、市販のガスコンロや飲料水を防災備品として準備していれば、ガスや水道を用いず更に鍋を汚すことなくカレーが作れるということで、参加者は大変熱心に調理に取り組んでいました。

カレーが温まるまでの時間はDPLSによる心肺蘇生法の体験講座が行われ、胸骨圧迫やAEDの使用方法について実際の訓練機材を用いて学びました。特に今回は親子での参加者を対象にした体験であるので、乳幼児の訓練人形を使用する場面などもありました。

最後は全員で完成したカレーを試食し、はじめてパッククッキングで調理したカレーを食べた参加者からは「実際に家で食べるカレーと変わらないくらいおいしい」「ミートボールを入れているので甘口のカレーになって子どもにも食べやすい」などの感想が聞かれました。心肺蘇生の体験に関しても「(胸骨圧迫について)こんなに強い力で押しているとは思わなかった。骨が折れてしまうのではないかと少し心配したけど、人の命がかかっているので一生懸命押すことが大切だと思った」と体験を通じた学びについての感想がありました。

KIU SUMMER PROGRAM for KIDs(サマプロ)は8月25日㈮まで開催しており、大学の資源や教育内容を活用しながら様々な体験プログラムをお届けしてまいります。

最後は全員で記念撮影