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課外講座:「心肺蘇生法とAEDについて」を開催しました 

2023年7月16日㈰6号館リハビリテーション実習室において、課外講座「心肺蘇生法とAEDについて」を開催しました。

この講座は実際に災害や事故等の現場に居合わせ、周囲に意識を失った救護対象者が発生した際に、救急車が到着するまでの間にその人の生存確率を高めるための正しい心肺蘇生の手順を実技を交えて学ぶものであり、受講後は神戸市の「市民救命士講習修了証」が発行されます。

この講座は本学の学生団体「防災救命クラブ(DPLS)」所属の学生で「神戸市救急インストラクター」資格を取得した4名の学生が指導と説明を担当し、一般参加者2名を含む10名の参加者に対して約3時間の講習を行いました。

救護対象者に対して、有効な心拍出量を得て酸素の含まれた血液を循環させようとする手技である「胸骨圧迫」は心肺蘇生において最も重要な手段ではありますが、強く、速く、絶え間なく続ける必要があるため、実技を体験した参加者らは見かけ以上に体力を使うことを体感した様子でした。

参加した受講者からは「お腹の大きい妊婦の方が救護対象の場合も胸骨圧迫を同じようにするということが一番の学びでした。心肺蘇生法が必要な場面が起こらないことが一番ですが、万が一そういった場面に遭遇した際に慌てずに今日学んだことを遂行できるように、こまめに復習をする必要があると感じました。」(経済学部3年生)、「胸骨圧迫は本当に体力を消耗した。有事の際にこちらがスタミナ切れを起こしてしまったら大変なので、多くの人にこの講座を受けてもらうことで、正しい胸骨圧迫を行える人が増えて複数人で交代しながらできるようになることが望ましい。」(経済学部3年生)などの感想が聞かれました。

この講座と同様に受講後に神戸市の「市民救命士(ケガの手当てコース)」の修了証が発行される課外講座「ケガの手当について」が2023年10月8日㈰に6号館リハビリテーション実習室で開催されます。こちらもDPLSの学生インストラクターが指導を担当いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

【これからの救急関連講習会の予定とお申込みフォーム】

【ケガの手当て講習会】
 (日程) 2023年10月8日㈰ 10:00~12:00
 (会場) 神戸国際大学 6号館 6109教室
 (定員) 30名
 (受講料)500円
        ≪受講申し込みはこちらから≫