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ホテルやブライダルについて学ぶゼミにおいて、ウエディングビジネスについて特別講義が行われました

経済学部 国際文化ビジネス・観光学科のプロゼミ(担当:服部淳一専任講師)において、株式会社ウエディングジョブ代表 石渡雅浩氏に「ウエディング業界でのキャリア」をテーマに特別講義をご担当頂きました。

ウエディングビジネスについて、結婚式の基礎知識を中⼼に歴史や現在抱えている課題など、ビジネスの視点からのウエディング業界についての考え⽅を掘り下げて学⽣に分かりやすく講義頂きました。今回は学生に⼈気の職種であるウエディングプランナーについても話がありました。お客様それぞれに思いや考えがあり、その気持ちを具体化していきその⼿段として結婚式がある、それらを形にするお⼿伝いをするのがプランナーの仕事であると⽯渡⽒から解説がありました。

学⽣には、今後、どんな職業に就いたとしてもお客様の思いをしっかり聞くことは⼤切な能⼒なので今から鍛えておいて欲しいとのことでした。
また、現在のウエディングはさまざまな職種のスペシャリストの存在によって成り立っており、⼀⼈ではできない仕事となってきている。その為、他の業種(カメラマン・司会者・シェフ等)とコミュニケーションを取りながら進められる能⼒も必要とのことでした。

最後に、⽯渡⽒より、ウエディング業界への就職を希望している学⽣にメッセージとして、授業以外でもアンテナを張って情報を集めること、業界誌を読むなどして勉強すること、アルバイトやクラブ活動でも成果を出せるよう実践することが⼤切だとお話がありました。

服部ゼミではホテルやブライダル産業に関する理解を深めるため、基礎的な知識(歴史や分類、運営形態、各部⾨の役割など)、直⾯する課題、企業の仕組みや取り組み、働く⼈たちのやりがいや魅⼒などについて、体系的に学習しています。

■参加学⽣のコメント
 授業に参加して、実際にブライダルに携わってこられた経験や業務の詳細など、なかなか調べてもわからないことが確認でき⼤変有意義な授業でした。
 今後のブライダルの展望など知ることが出来てよかったです。これから就職活動に向けて、業界研究や興味ある企業の分析が重要なことだと理解しました。今後は業界誌を⼿に取ってしっかり学びたいと思いました。
 今回の講義を受けて、⾊々なことに興味・関⼼を持つことが⼤切だとわかりました。ウエディング業界で働けるようイメージし、仕事でアイデアを出せるよう知識を⾝につけていきたいです。

■担当教員のコメント
ブライダル・ビジネスは学⽣に⾮常に⼈気の⾼い業界ですが、その⼀⽅で、学⽣の知識不⾜や思い込みに起因する「理想と現実のギャップが大きい」とされる業界でもあります。憧れの職業であるウエディングプランナーの具体的な業務内容や、企業から求められる成果については、「新郎新婦」向けに作られた各施設のウエブサイトを⾒ていても理解は深まりません。
今回、ウエディング業界で働く「業界のプロ」が主な読者である業界誌『ザ・プロフェッショナル・ウエディング』の編集⻑である⽯渡さんの講義を受け、また、直接質問する貴重な機会を通して、学⽣は多くの学びを得ることができました。服部ゼミでは、これからも積極的にゲストスピーカーをお招きするなど、学⽣がホスピタリティ・ビジネスにおいて⾃分らしいキャリア・デザインができるよう環境を提供していきます。