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今年度2回目の「心肺蘇生法とAED使用法について」の講習を行いました

7月3日(日)13:00から、本学にて第2回「心肺蘇生法とAEDについて」の講習会が行われました。

当日は、本学の学生18名が参加し、神戸市消防局認定の救急インストラクターでもある学生団体DPLS(ディプルス)の指導のもと「人工呼吸」と「心臓マッサージ」および「AEDの使用法」を学びました。

 

まず防災救命クラブ(DPLS)所属の学生が心肺蘇生用のマネキンを使用しながら、事故の現場を想定した声掛けから人工呼吸、心臓マッサージ、AED使用の一連の流れをデモンストレーションしました。その後、6名のグループに分れて実際に心肺蘇生用のマネキンを使用して心肺蘇生法などを行いました。

      

一人ずつ実践する際には、学生インストラクターや本学教授より、倒れている人への呼びかけや救護の応援要請の仕方、圧迫する箇所の位置、心臓マッサージをする側の腕や手の角度など細かい指示を出しました。また、タブレットとマネキンが連動しており、胸骨圧迫のタイミングや力加減が正しいかを測ることができます。参加した学生は真剣な表情で説明を聞き、繰り返し熱心に練習しました。

最初は緊張した様子でしたが、各手順を繰り返し行うことで一連の流れを体が覚え、講習会の終了時には参加した全員がスムーズに心肺蘇生法を行えるにようになりました。

実習終了後は、リハビリテーション学部 小枝先生より消防署発行の「市民救命士講習修了証」(普通救命コース)を授与されました。

先生からは、命に関わる医療従事者になるという意識を持ち、今日の学びを忘れないよう復習をするようにとのことでした。また、まずは自分の安全を確保して救護にあたることも大切だというお話でした。実際に心肺蘇生に立ち会った先生からは、自分の手の角度など細かい点も十分注意するよう呼びかけていただきました。

今日は、本学教授による研究の一環として、参加学生の心臓マッサージの力加減やタイミングを受講前と後に測定し、講習の効果を検証しました。この研究を今後のより効果的な講習につなげていきます。

本学の今後の講習会の予定は以下の通りです。

10/30(日)10:00~12:00 第2回「ケガの手当について」

10/30(日)13:30~15:30 「ユニバーサルスポーツ体験(ボッチャ)」

~お問い合わせはキャリアセンターまでお願いいたします~ TEL:078-845-3109