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地域理学療法学演習の授業において、ひがしなだ障害者相談支援センターの曽我部由美氏による特別講義をおこないました

リハビリテーション学部では例年、3年次生を対象に障害者理解を深めるため、当事者の方々から学生に向けて直接お話をしていただく特別講義をおこなってきました。
今年度からは障害福祉領域について支援にかかわっている専門家をお招きし、特別講義をおこなうこととなりました。
ひがしなだ障害者相談支援センター相談機能強化専門員の曽我部由美氏を特別講師にお迎えし、「障害者総合支援法と地域における障害者支援の実情」と題し実施されました。

         

今回の特別講義では普段私たちが接することの多い障害者及び高齢者の方々のお話だけではなく、身体障害、精神障害、知的障害など多岐にわたる障害の種類について説明がされました。また、障害者支援に関する法律や行政が実施しているサービスについてもわかりやすく説明がされ、今まで身近で感じることのなかった当事者の方々の実情や行政の実施するサービスについて学ぶことができました。近年、医療的ケア児の増加により支援の幅も広く求められるようになっていることや、ヘルプカード、ヤングケアラーの問題についてもお話しをいただき、現場で活躍されているケアマネージャーや相談支援専門員の方々の仕事についても知ることができました。

小枝英輝教授コメント
障害者支援について現場サイドからお話をしていただき、学生にとっても大変勉強になったと思います。福祉の分野における障害者や障害児への理解を深めるために、まずは知ることから始めていってほしいです。

曽我部由美氏コメント
まず、障害について知ってもらいたい、興味を持ってほしいと考えています。法律や行政の取り組みにおいて聞きなれない言葉も多く難しい内容だったかもしれませんが、学生の皆さんに真剣に聴いていただけて良かったと思います。

学生コメント
理学療法学科3年次男子 障害を持つということについて他人事ではないと思いました。知ることができてよかったです。
理学療法学科3年次男子 専門資格を知ることができてよかったです。障害者の方の利用者施設が少なく、入所できないなど気になりました。自分たちにできることは何だろうと考えるきっかけになりました。