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KIUでは、経済学部の留学生達が留学生活の締めくくりとして毎年卒業研修旅行を行っていますが、今年も新型コロナウィルス感染症の影響で、バスで旅行の代わりに沖縄バーチャルツアーを実施しました。

3月15日（火）、留学生27名と日本人学生1名がZOOMで参加しました。ツアーの最初は沖縄美ら海水族館を見学しました。自然環境に近い大型水槽の中で、様々な種類の熱帯魚が自由に泳いでいる姿を楽しむことができました。また、水族館の動物に関するクイズを通して、いろいろな知識を得ることができました。そして、オキちゃん劇場でイルカショーを46年間も出演したオキちゃんのストーリーに感動しました。

その後、首里城に移り、動画と現地ガイドによりライブで首里城の歴史とパワーポイント等を紹介していただきました。2019年10月31日、火災で首里城の正殿が全焼しました。現在復興に向け再建しています。首里城の復興の姿を留学生たちの心に刻むことができました。琉球王国は「守礼の邦」で、古くから中国をはじめ、外国との交流がありました。石のシーサー、龍の彫刻、漏刻門、日時計、大龍柱等一つ一つの起源や歴史を丁寧に紹介していただきました。そして、ハート型の石と首里森御嶽というパワースポットのストーリーも教えていただきました。留学生たちにとっては大変勉強になり、有意義な時間になりました。

ツアー終了後、学生より多くの感想が寄せられました。

「本日はありがとうございました。今回のバーチャルツアーのMCは情熱でとても明るく楽しむことが出来ました。沖縄の歴史、文化を体験できて本当に良かったです！日本に行ったら、ぜひ沖縄に行ってみます！」

「今日は沖縄研修のおかげで、家の玄関に置くと良いと言われていたシーサーを見ました。また、シーサーが性別もあって、メスとオスの意味が違うことが分かりました。そして、沖縄の龍と中国の龍とのつながりや違いが分かりました。卒業文化研修として最高なツアーでした。」