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留学生が神戸国際大学附属高等学校の生徒と、異文化交流会を実施しました

2022年3月9日(水)に、経済学部の留学生と、神戸国際大学附属高等学校の生徒とのオンライン異文化交流会を行いました。

異文化交流会「インターナショナルフェスティバル」は、お互いの国の文化や習慣を学びながら、国際交流をしていくことを目的に実施しています。神戸国際大学からは経済学部に所属する留学生4名が参加しました。

はじめに附属高等学校生による挨拶や自己紹介から始まりました。その後、経済学部の中国とベトナム出身の留学生が、それぞれの国についてプレゼンテーションを行いました。

中国出身の陸さんは、「上海および中国の高校教育について」を紹介しました。文化や観光地だけでなく、教育を切り口に経済格差についても紹介しました。

張さんは、「2022北京オリンピックの紹介」として、オリンピック・パラリンピックにおいて中国内で話題になっているテーマをプレゼンテーションしました。

次に、ベトナム出身のヒューさんは、「ベトナムの旧正月(テト)」をテーマに、日本とは違った正月の過ごし方や、風習を紹介しました。最後にゴックさんは、「ベトナムの料理やアオザイ」を紹介しました。伝統衣裳のアオザイについて最近の着こなし例なども話題にあげました。

高校生からは、オリンピックで使われた最新技術や、旧正月のお年玉、言葉についてなど質問があり、学生たちはそれぞれの経験も交えながら回答しました。

その後、高校生が考えたプログラムも実施されました。オンラインかるたとして、日本に関する記号やイラストが描かれたかるたを使ってゲームを行いました。また、日本に関するクイズや、伝統的なお菓子について英語のプレゼンテーションがありました。

■参加学生のコメント

北京オリンピックの中でも、特に中国で話題となっているテーマを選びました。日本語での表現が難しいものもありましたが、職員の方に教わりながら準備できました。
内容は、ビデオを使って楽しんでもらえるように工夫しました。特に開会式は中国の伝統文化と芸術が分かりやすいので、解説があると楽しんでいただけたと思います。

経済学部 経済経営学科
1年 張 昕辰(チョウ キンシン)さん

附属高校の生徒が考えてくれたカルタが楽しかったです。手描きのイラストが分かりやすく、オンラインでも親しみを感じながら参加することができました。
コロナが落ち着いたら、対面でも参加したいです。また、今度は反対に中国版に挑戦したいとおもいました。

経済学部 経済経営学科
3年 陸 鼎豪(リク テイゴウ)さん

今回はじめて交流プログラムに参加しましたが、とても良い経験になりました。オンラインのおかげで、思っていたより緊張せずに発表することができました。
ベトナムの民族衣装や美味しい料理の紹介をしました。高校生の皆さんがベトナムに興味を持ってくれると嬉しいです。

経済学部 経済経営学科
1年 LE HONG NGOC(レ ホン ゴック)さん

オンラインのプレゼンテーションはまだ慣れていませんが、ベトナムの正月を思い出しながら、クラスメイトのゴックさんと手分けをして準備しました。
プログラム時間の都合上、ベトナムの北部と南部の違いなど紹介できませんでしたが、今後はそういった内容を紹介したいです。

経済学部 経済経営学科
1年 DONG NGOC HUU(ドン ゴック ヒュー)さん

また、学生支援センターの職員は下記のようにインターナショナルフェスティバルを振り返っています。

お互い楽しい時間を過ごすことができました。新型コロナウイルス感染症の影響で制限はありますが、それがキッカケでオンラインでも活発に交流することができるようになりました。今後も、こういったプログラムに参加して欲しいと思います。

学生支援センター 笹尾

オンラインでカルタをするなど、お互いのチャレンジができて良かったです。国際交流は国のトップ同士だけでなく、民間レベルで実施するものです。これからも好奇心を持って交流を続けて欲しいと思います。高校生のみなさんも、これからももっと文化を伝えることに挑戦してください。

学生支援センター 郭

参加した神戸国際大学附属高等学校の1年生は、「海外の知らなかった情報を知ることができて勉強になっただけでなく、交流する機会が得られて良かった。」や、「もっと色々な国について知りたいと思うようになった。」「次回は今日紹介し合った伝統料理を一緒に食べてみたいです。」とコメントしています。

(写真)記念撮影の様子