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選手の眼の色が変わった 個々のプレーの質向上でチーム力を高めていく
人工芝グラウンドの練習で躍動するサッカー部員たち

本学のグラウンドが人工芝となり、2月11日にリニューアルオープン。2026年度に飛躍を目指すサッカー部の選手たちが真新しい人工芝の感触をその足で楽しみながら練習を積んでいる。一人ひとりが目の色を変えてボールを追い、個々のプレーを磨いている。
関西学生サッカー連盟に所属し、2025年度は秋季リーグ4部Aで8勝1敗2分けの好成績を挙げて2位となり、2026年度は3部に昇格する。そのサッカー部にとって人工芝グラウンドはさらなる高みを目指すための追い風になっている。「ふわふわした感触。怪我をする不安が軽減するから(ボールに向かって)思い切って飛び込んでいける」と選手たちが口をそろえ、質の高いプレーを求めてモチベーションも上がっている。試合形式の練習では大きな声がグラウンドに響き渡り、試合と同じような攻守の切り替えの速いプレーが随所に顔を出している。

2025年2月に就任した上加世田航也(かみかせだ・こうや)監督(29)=大阪府大東市出身=は、選手たちの軽快な動きに目を細める。「土のグラウンドだと転がってきたボールが突然浮いたり、イレギュラーなバウンドになったりと選手はいらないストレスを感じることが多い。でも人工芝はそんなストレスを感じなくて済み、怪我をするリスクも軽減されるから、練習でも実戦に近いプレーが可能になる」とみている。前監督のチーム作りに自身のプラスアルファを加えて1年目で3部昇格を実現させた。それでも、昨年は満足いく練習ができなかったという。
芝のグラウンドで戦うリーグ戦。その前日練習では、芝や人工芝のグラウンドを求めてチームが足を運ぼうとしたが、思うようには見つけることができず「試合直前のチームとしての戦術的なトレーニングがなかなかできなかった」と振り返った。新しいグラウンドができ、前日の練習場所を確保する必要がなくなり、より戦術的な作戦を磨くことが可能となった。
Jリーグ・セレッソ大阪のジュニアユースなどのチームでプレーし、大阪桐蔭高校サッカー部でキャプテンを務め、インターハイに出場。流通経済大学では全日本大学サッカー選手権で優勝するなど、サイドバックのポジションで各世代の第一線で活躍した上加世田監督。本学の監督に就任する前はセレッソ大阪のアカデミーなどでコーチを務めていた。新グラウンドのサッカーフィールドは102㍍×64㍍で公式戦が可能なサイズ。「人工芝の質も良くて申し分ありません。緻密なトレーニングができるので、高度な基準を保ちながら、選手にはそれぞれのレベルアップを求めていきたい」と目を輝かせる。2部昇格を目指し、ボールを細かく、丁寧につなぎながら攻めて主導権を握っていく持ち前のサッカーに磨きをかけていく。
入学当初から2部昇格を目標に掲げていたという主将のDF茂田幹太選手=経済学部経済経営学科3年、神戸市出身=は「これまでは試合前に試合で求められるプレーを確認することが難しかった。でもその弱みが、このグラウンドのおかげで強みに変わりました。ぼくたちの代で2部に上がろうとやってきたのでラストイヤーにかけたい。自分たちが納得のいく試合をしていくだけです」と意欲を見せる。
日本でのプロサッカー選手を目指して韓国から留学したDFチョン・シフ選手=同学部国際文化ビジネス・観光学科3年、大邱市出身=は定位置確保に目の色を変えている。真新しい人工芝を踏みしめながら「素晴らしい環境を与えてくれた大学には感謝しかありません。質の高い練習ができ、モチベーションも高くなり、全体練習後の自主トレにも力が入ります。チームに貢献できる選手になりたい」と言葉を弾ませている。

茂田主将(右)とチョン選手



