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高校生に本学での「可能性」をアピール

10月24日 ハロウィーンキャンパスツアーで

 高校1~3年生を対象にしたオープンキャンパスの「ハロウィーンキャンパスツアー」が10月24日、本学で開催された。カフェ形式で経済学部の「EMIカフェ」 「ファッション」 「海外留学」 「ブライダル」 「ホテル」 、リハビリテーション学部の「骨の絵を描こう」など、各ブースに分かれて大学生が将来を見据えてどんな勉強をしているか、海外留学の仕組みなど、国際大学ならではのキャンパスライフを体験するイベントで、訪れた高校生は教員や学生と触れ合いながら楽しんでいた。 

アサイーボウル「K♡ACAI」の商品開発に携わった三田さん
仲良く談笑する学生と高校生たち

 「ホテル」のブースでは本学学生が商品開発したスイーツのアサイーボウル「K♡ACAI(ケイ ラブ アサイー)」がふるまわれた。10月4日から11月9日まで開かれている神戸市東灘区の「神戸ひがしなだスイーツめぐり」に出品するため、考案から試作を繰り返して3カ月ほどかけて完成したいきさつなどを説明。開発に携わった国際文化ビジネス・観光学科3年の三田愛果さん(20)=広島県出身=は神戸らしさ、国際大学らしさを出すために試行錯誤をくりかえしたこと、スムージーは東灘区特産の清酒にちなんで酒粕を加えたベースにしたこと、イチジクを添えて秋らしさを出したことなどを話した。東灘区のスイーツプロジェクトを知り、経済学部の鍋嶋正幹准教授のゼミ生のなかでスイーツ好きの学生が商品開発にチャレンジした。オープンキャンパスに初参加した三田さんは「ゼミに入ったらやりたいことがたくさんできる。いま何がしたいと決まっていなくても、大学に入ったらいろいろなことが見つかる。うちの大学にはたくさんの『可能性』があるよ、とアピールしました。高校生の元気があってパワフルなところを感じることができました」と声を弾ませた。 

 ハロウィーンは毎年10月31日に行われる海外の祭り。かぼちゃなどをくりぬいて作った飾り物などで仮装し、近所の家々などを訪れてお菓子をもらったりする風習だ。ハロウィーンキャンパスツアーではリハビリテーション学部の学生が本学マスコットのコクサイくんやカボチャの着ぐるみを着て最寄り駅の六甲ライナー「マリンパーク」駅で高校生を出迎えたり、各ブースをまわったり。「EMIカフェ」では経済学部の学生がアニメのキャラクターなどに仮装してコーヒー・紅茶などに加え、学生食堂「スカイコート」の名物鶏のから揚げや地元・神戸のお菓子などを高校生にふるまっていた。

不気味な姿に仮装した学生が参加者にお茶などを配った
マリンパーク駅で高校生らに参加を呼び掛ける
コクサイくんの着ぐるみを着た学生たち
「楽しいところで学びたかった」と今春に入学した加古さんは カボチャに扮して楽しませた

 カボチャに扮して笑顔を振りまいていたリハビリテーション学部理学療法学科1年の加古善哉さん(19)=兵庫県明石市出身=は昨年の本学オープンキャンパスに参加して入学を決めた一人。「世話をしてくださった学生さんたちが学年の上下関係がなく、全員が楽しそうな雰囲気だったのがとても気に入りました。ぼくもこういうところで勉強がしたかった」と感激して本学の門をくぐったという。今年の入学時は「知り合いも仲間も一人もいなくて不安でしたが、新入生歓迎会のときに上級生から親切にしてもらい、もう、その時から楽しくなりました。きょうのカボチャも先輩たちがいろいろと面倒を見てくれました」と学生同士の仲の良さをもう一度アピール。そして「理学療法学科は毎週小テストがあって大変ですが、勉強すれば点数は取れます。遊びも充実しているから10代最後をすごく楽しんでいます」と、いまのキャンパスライフを自慢するように胸を張っていた。

アニメのキャラクターに扮したEMIカフェ担当の学生たち