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コグニサイズ実習に参加して ➀

アドリブで対応できたのはよかった

    廣石咲楽さん(20)=神戸市出身=

 進行係を務め、「どのタイミングで声をかければいいかが難しかった」と最初は頭を抱えたという。一般の施設でお年寄りを相手にするのは初めてだった。「やろうとしていたことができず、アドリブで対応できたのはよかった。僕は進行係だったので、ほかの学生がよく動いてくれたのがよかった」とチームで対応できた安堵感もあった。反省点として「事前準備をもう少ししっかりしないといけないと感じました」と実習での難しさを体験し、次回をしっかり見据えていた。

                      いろんなことを身につけてどんな病気にも対応できるように

                                  稲本琴乃さん(20)=神戸市出身=

 笑顔、笑顔で対応した稲本さん。「ゲームでメチャ盛り上がり、皆さん楽しんでくれました」と和やかなムードで実習を終えてほっと胸をなでおろした。貴重な経験は、今後に勉強しなければいけない課題をたくさん与えてくれたという。「お年寄りと対面するとき、目線をどこに向けるかとか、声をただ大きく出せばいいという問題ではないとか、どの部分を強調して話せばいいか、とかいろいろありました。今まで勉強してきたことを生かしていきたいが、書いて覚えるより、実習の方がわかりやすかった」と体を張った対応に手ごたえを感じていた。ただ、パーキンソン病のお年寄りがいて「自分に知識がなくて戸惑ってしまった。もっといろんなことを身に着けて、どんな病気の方にも対応できるようになりたい」とさらなる成長を目指していく。