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3月28日に発生したミャンマー地震の復興礼拝を行いました

 6月30日に、本学のチャペルにて3月28日に発生したミャンマー中部を震源とするM7.7の地震の復興祈願礼拝を行いました。礼拝では、ミャンマー留学生35名と学生会代表学生5名が式に出席しました。

松崎副学長のお話では「皆さんの母国ミャンマーでは大きな地震が起き、家屋が倒壊し、家族の生活や仕事に大きな影響を受けた学生がいると思います。実は神戸でも30年前の1995年1月17日に阪神・淡路大震災というM7.3の大きな地震がありました。神戸が震災から復旧・復興するのに10年~20年という長い時間がかかりました。街・インフラ・人々の生活の復興より時間がかかるのは「人の心のケア」です。神戸の皆さんは他の震災が起こった地域の人々の痛みが分かりますので、色々なボランティア活動もしています。今神戸で留学している皆さんは、機会がありましたら、神戸の震災復興経験を母国に伝えてください。」

礼拝では、【本学で学ぶミャンマーの留学生のため】の祈りとして、

「慈悲の神、天の父よ、ミャンマーの留学生のために捧げる祈りをお聞きください。遠く離れた母国で起きった大きな地震のお知らせを受け、心を痛め、不安の中にある彼ら彼女ら一人ひとりに、あなたの深い慰めと御力をお与えください。家族や友人の安否を案じながら日々を過ごす中で、どうか彼ら彼女らがあなたに支えられ、またこの大学で出会った私たちとのつながりの中で、励ましと希望を見出すことができますように。彼ら彼女らの心に常に主よ、あなたが寄り添ってくださいますように。どうか私たちも兄弟姉妹として彼らとともに歩み、祈り、支え合う者として仕えることができますように。これらの祈りを、悩み苦しむ者の助け主である、御子イエス・キリストの御名によってお願いいたします。アーメン」

5月学生会と留学生会の有志学生がミャンマー地震募金活動の様子
5月学生会と留学生会の有志学生がミャンマー地震募金活動の様子
学生会会長より共通金券の手渡し

礼拝終了後、災害にあったミャンマーの留学生への義援金としてスカイコート(学食と売店)で使える金券を学生会より手渡しました。この義援金は今年5月に学生会と留学生会の有志学生がミャンマー地震の被災学生への義援を目的に学内で募金活動を通して集まったお金で、合計40800円です。

最後にミャンマー留学生の代表が御礼として「松崎副学長、先生方、学生会と留学生会の皆さん、こんにちは!私は経済学部2年生のネイ エ カンと申します。この度、ミャンマー地震の復興再建に向けての礼拝をおこなっていただき、ありがとうございます。また、学生会と留学生会より、ミャンマー地震の募金活動を行っていただき、ありがとうございました。自分の実家も少し地震の影響がありましたが、今は状況が落ち着き、生活を立て直しつつあります。皆様の優しい気持ちとご支援に感謝し、今後の留学生活を頑張りたいと思います。そして、神戸国際大学に来てよかったと心から思っています。皆様、ありがとうございました。」と感謝の気持ちを述べました。