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リハビリテーション学部 附属高等学校でガイダンス 

2024年7月9日(火)神戸国際大学附属高等学校において神戸国際大学リハビリテーション学部ガイダンスを行いました。

本学からは中西亮介専任講師が、またアシスタントとして附属高等学校出身の本学リハビリテーション学部3年生4名が参加してくれました。高等学校の参加者は、1年文理特進コース生徒20名、2年文理特進コース高大連携リハコース生徒6名の26名です。
高校生のみなさん!リハビリテーション学部は理学療法士になるために国家資格を取るという目標が決まっており、必修科目も多いため、進路ミスマッチを起こさないことが大切です。ぜひ入試説明会やオープンキャンパスに足を運び、自分にあった進路を決めてください。

中西亮介専任講師プロフィールはこちら

◆理学療法士という仕事

理学療法士(Physical Therapist, PT)はケガや病気などで身体に障害をもつ人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の改善や維持、および障害の悪化の予防を目的とするリハビリテーションの専門職です。

対象者ひとりひとりについて医学的・社会的視点から身体能力や生活環境等を十分に評価し、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、それぞれの目標に向けて適切なプログラムを作成・実施します。

◆理学療法士と作業療法士の違い

理学療法士と作業療法士はどちらもリハビリテーションに関わる仕事です。理学療法士は基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の改善を目的としますが,それだけでは社会復帰するにはまだまだ難しいです。そこで,作業療法士は基本動作を発展させた食事や更衣,入浴といった応用的動作の改善・維持を目的に適切なプログラムを作成・実施します。

理学療法士は国家資格であるため、安定した職業です。また、対象者の人生を支える職業でもあることからとてもやりがいのある仕事です。 1年生20名は初めて聞く話ばかりだったと思います。2年生の中には「理学療法士」になることを決めている生徒もいました。いろいろな思いで参加した高校生ですが皆、熱心に聞いてくれていました。

ガイダンスが終わり、物理療法のミニ講義ならびに実技体験に入ります。

◆神経筋電気刺激の実技体験

電気刺激装置の電極を前腕に貼って,電流値をあげていくと指や手首が上に動きます。さっきよりも電流値を上げていくと大きく動きます。多少の痛みを感じながらもさらに上げていくと指や手首が上を向いたまま動かなくなりました。グループになって、大学生のサポートを受けながら、みんなで順番に体験します。電気刺激を用いて強制的に筋肉を収縮すると、かなり疲労感が出るようです。野球部の生徒も「投球練習をするよりだるくなった。」と言っていました。また、前腕に電気を通電したまま電極の間を鉛筆などでつついても痛みをあまり感じないようです。リハビリテーションの現場ではこれらをうまく利用して筋肉を収縮させたり、痛みに対して治療を行うようです。実際に自分の体で電気刺激を感じて人体のしくみを知った高校生たちの好奇心いっぱいの笑顔がありました。

◆先輩と後輩のぶっちゃけトーク

ガイダンス、ミニ講義、実技体験の終了後、2年生リハコース選択者6名が残り、大学生とリアルなトークを楽しみました。高校生は大学生活に興味津々です。勉強のこと、試験のこと、資格のこと、附属の高校の先生のこと、大学の授業のこと。同じ背景を持った先輩と後輩がぶっちゃけトークで盛り上がりました。先輩たちから「高校時代にちゃんと勉強しておいたほうがいいよ!」とアドバイスがあるかと思いましたが、そこはなかなか。。。ですが、不安に思う後輩に「大丈夫!」と自らの経験を話している場面もありました。17歳と20歳。この年代の3年間は大きいですね。高校生が進路を考える上でとてもいいイベントができたのではないかと思います。継続して開催できればと思っております。

高校生のみなさん!ぜひ神戸国際大学リハビリテーション学部を見に来て下さい!

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