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学生会主催「異文化交流バス研修旅行」を実施しました

2月8日~9日の1泊2日の日程で「学生会主催2023異文化交流バス研修」を実施しました。この研修ツアーは企画運営から実施まですべて学生会が主体になって行いました。今回で10回目の開催となり、日本人学生22名、留学生は13名と合わせて合計35名が参加しました。今年の研修は滋賀県と三重県での体験と散策で実施しました。

1日目【信楽陶芸村&甲賀忍者の里】での体験

 ツアーの最初は、信楽陶芸村で八福絵付け体験をしました。信楽焼は、滋賀県信楽町で生産される伝統的な陶磁器で、日本の重要な陶芸の一つです。学生たちは信楽焼で有名な狸の焼き物の「八相縁起」を知った後、素焼き状態のたぬきの焼き物に8種類の絵の具を使って色を塗っていきます。一つひとつの色は特別の意味がありまして、例えば黄色は「金運」、緑は「健康」、青は「仕事・勉強」で、カラフルでかわいいたぬきが35体出来上がりました。

その後、甲賀忍者の里で忍者の衣装に着替え、手裏剣を打つ体験をしました。忍者屋敷のからくりや忍者の七つ道具を集めた博物館を見学し、忍者の歴史と文化を触れることができました。

昼食後、夫婦岩が有名の二見浦に行きました。二見浦は昔から、伊勢神宮へ参拝する前の「禊(みそぎ)の場所」でもありました。ここで心身を清め、翌日の伊勢神宮へお参りの準備ができました。その後、ホテルに向かいました。美味しくて暖かい夕食をいただいた後、交流を深めるレクリエーションを行いました。最後に、みんなで花火をし、充実な1日を過ごすことができました。

2日目【伊勢神宮&おかげ横丁散策】での散策

伊勢神宮の内宮は、日本の最高神である天照大御神をお祀りする日本で最も重要な神社です。日本人の心のふるさととも言われ、日本で最も格式の高い神社です。学生たちは内宮の社殿、庭園、木々の美しさには魅力を感じ、そこにあるすべてのものには、神聖な神が宿っていることは感じることができました。一人ひとり神様に願いことを告げて、畏敬と感謝の気持ちを持って神宮を出ました。おかげ横丁で散策し、お土産を買ったり、美味しいご当地グルメを堪能したりしました。

学生たちは異文化交流バス研修旅行通して日本の冬を満喫し、楽しい2 日間を過ごすことができました。

【今回のツアー企画した学生会メンバーの感想】

今回の留学生交流バスツアーは本当に素晴らしい思い出になりました。学生会としての責任感とチームワークを育む絶好の機会でした。私は、最初の企画から参加して、旅行会社の方と学生同士で計画を練ったり、様々な準備をしてきました。とても大変でしたが、終わった今とてもやりがいを感じています。

信楽焼絵付体験や忍者体験など、普段ではできない体験を皆で出来たのが良かったし、これらの活動を通じて、留学生との交流が深まりました。また、伊勢神宮の参拝やおかげ横丁の散策など、文化的な地域の魅力を存分に楽しむこともできました。

学生会のメンバーや特に留学生の方々と広く交流できたことはとても楽しく、嬉しかったです。異なる文化やバックグラウンドを持つ人々と交流することで、世界の多様性を実感しました。言葉や文化の壁を乗り越えながら、一緒に笑い合ったり、話したりしたことで、前より一層とお互いの理解が深まったと思います。

また、毎回のご飯も美味しく、地元のグルメを楽しむことができました。さらに、宿泊先のホテルでの手持ち花火は、冬の寒空の下ではありましたが、みんなでワクワクした時間を過ごせました。

今回のバスツアーは貴重な経験であり、思い出に残る旅行でした。学生会の活動の一環として、企画から参加できたことを誇りに思います。これからも留学生との交流を大切にし、友情や国際理解を育んでいきたいと思います。

経済学部 国際文化ビジネス・観光学科 和田