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体験しながら防災を学ぶ!リハビリテーション学部で防災競技会を実施しました

2023年6月3日、リハビリテーション学部1年次科目「理学療法概論」の一環として「体験しながら防災を学ぶ!防災競技会」を開催しました。

この防災競技会は、神戸市東灘消防署や神戸市東灘消防団六甲アイランド分団のご協力のもと、地震や地震などの災害時に必要な行動である行動や人命救助の方法などを体験しながら学ぶプログラムとなっており、本来であれば屋外で消火器訓練やバケツリレー等を運動会のような競技形式で実施するのですが、前日の大雨の影響もあり本年度は室内プログラムでの実施となりました。

今年の防災競技会は、災害時の負傷者搬送のために家庭にあるもので担架を作り運ぶ「担架作成・搬送訓練」、人命救助の初期行動として「AED使用訓練」、そして火災時の避難方法や消火器の使い方を東灘消防署提供のDVDで学ぶ「防災動画視聴」の3つのプログラムで行われ、これらの進行と指導は本学防災救命クラブDPLS(ディプルス)部員と六甲アイランド分団で消防団員を務める学生の合計8名が中心となって行いました。

【緊急担架訓練の様子】

【AED使用に関する訓練】

本学の所在する東灘区六甲アイランドは地域レベルでの防災意識が大変高い地域であるため、本学でもこういった授業の中での防災プログラムの他、地域防災に関する取り組みを積極的に行ってまいります。

【参加学生の声】※リハビリテーション学部1年生

  • 中学、高校の時代にも担架作成やAEDの使い方を学んでいましたが、本日の講義で少し忘れていたことを改めて学ぶことができて、とても良い経験になりました。
  • 映像学習を通して、火災の恐ろしさ特に一酸化炭素中毒に関しては十分注意しなくてはいけないことを認識しました。こういった、有事の際は災害教育の場面で学んだことを思い出しながら落ち着いて行動できるよう心掛けたいと思います。
  • 担架の作り方を学ぶことはこれまでもありましたが、運び方や救護対象者の頭の位置や階段昇降時の注意点などは今回の講義で知ることができて、大変良い学びとなりました。
  • 街中や学校でAEDを見かけることは多くなり、その重要性についても知っているつもりでしたが、実際のパッドの貼り方や、あわせて胸骨圧迫をすることなどアクションについては今回初めて学んだので勉強になりました。医療職を目指す上で、有事の際にパニックにならず率先して対応できるよう心掛けたいと思います。