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「飲食産業論」の特別講師として米田勝栄客員教授が講義を行いました

2024年10月11日㈮に経済学部「飲食産業論」(担当:鍋嶋 正幹 准教授)にて株式会社ORIENTALFOODS 代表取締役の米田 勝栄 客員教授が講義を行いました。

「飲食産業論」は本学の学生食堂であるスカイコートをテーマに、学生たちにとって身近な外食産業である「学食ビジネス」について学び、講義の中で学んだ知識をベースに最終的にスカイコートの売り上げ増に関するアイデア、改善案、集客向上に向けたアイデアなどを学生らがプレゼンテーションを行い提案するという内容の科目で、今回は「スカイコート」をはじめ多くの学生食堂を経営する米田氏がこれまでの取り組みや展望について講義を行いました。

米田氏は厳しい競争環境に置かれている飲食業界の背景と、そういった中で繁盛し永続していくためにどういった企業努力が必要かについて説明し、株式会社ORIENTAL FOODSが経費削減や、顧客(学生)ニーズに応じたメニュー開発などの実例を紹介し、飲食業界で成功するためには価格競争だけでなく、顧客満足度を高める工夫や差別化が必要であることを講義の中で学生らに伝えました。

講義の一幕

講義を受講した学生からは「学食のメニューは種類も多く美味しいけど、その美味しさには沢山の企業努力があるのだと感じました。美味しい食事を提供するための栄養価の高いメニューの開発や、衛生管理の徹底、安い価格で提供するための企業努力などについて知ることができて大きな学びになりました。しかし、何よりも学食を更によく良いものにするためには私たち学生の声こそが最も重要だということに気付かされました。今回の講義で学食についてより興味を持てたので、今度から利用回数を増やしてみようと思います。」や「正直学食に対して、少し高いなと思っていたが物価高、人件費高騰により非常に厳しい業界であることを知り、現状の価格設定もとても頑張って下さっている結果なのだと気づくことができました。また、今回の講義で『小さいな一歩を踏み出すか踏み出さないか。踏み出したら大きな一つ結果になる。』という米田社長の言葉にとても感銘を受けました。」というような感想が聞かれました。

「飲食産業論」では今後、今回の講義の内容をもとに受講者をいくつかのグループに分け、それぞれがスカイコートへの企画提案や改善提案などを議論、検討していきます。