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学生インストラクターによる「心肺蘇生法とAED使用法について」の講習を行いました

5月21日(日)本学にて、今年度第1回「心肺蘇生法とAEDについて」の講習会が行われました。当日は、本学の学生12名が参加し、神戸市消防局認定の救急インストラクターでもある学生団体DPLS(ディプルス)の指導のもと「胸骨圧迫(心臓マッサージ)」および「AEDの使用技術について」を学びました。

まず防災救命クラブ(DPLS)所属の学生が心肺蘇生用のマネキンを使用しながら、事故の現場を想定した声掛けから胸骨圧迫(心臓マッサージ)、AED使用の一連の流れをデモンストレーションしました。その後、テキストに従った説明がありました。

受講生は4名か5名のグループに分かれて実際に心肺蘇生用のマネキンを使用して心肺蘇生法などを行いました。

一人ずつ実践する際には、学生インストラクターや本学教員より、倒れている人への呼びかけや救護の応援要請の仕方、圧迫する箇所の位置、心臓マッサージをする側の腕や手の角度など細かい指示を受けました。

使用したタブレットとマネキンは連動しており、胸骨圧迫のタイミングや力加減が正しいかを測ることができます。参加した学生は真剣な表情で説明を聞き、繰り返し熱心に練習しました。
最初は緊張した様子でしたが、各手順を繰り返し行うことで一連の流れを体が覚え、講習会の終了時には参加した全員がスムーズに心肺蘇生法を行えるにようになりました。

実習終了後は、藤倉先生より消防署発行の「市民救命士講習修了証」(普通救命コース)を授与されました。

学生の感想
●理学療法学科1年
「始まるまでは、簡単そうに思っていたが、胸骨圧迫でのしっかりとリズムをとるなど難しかった。最初は緊張もあり、うまくできなかったが先輩のインストラクターから解りやすく教えてもらい楽しく学べた。実際の現場でできるかどうか不安だが、救命に対する意識は変わった。」

●国際文化ビジネス・観光学科4年
「一度自動車教習所で習ったことがあるが、それから大分経ってしまい忘れたこともあったので、今回改めて勉強できてよかった。また、これからはAEDの場所を把握することにより、助けられる時間がより短くできるので、街を歩く時もどこにAEDがあるか意識したい。」

●国際文化ビジネス・観光学科1年
「興味があったので、受講しようと思った。胸骨圧迫は力がいるので難しかったです。今後、もしこういった状況に遭遇したら、今日習った知識をぜひ活かして協力したい。」

=本学の今後の講習会・イベントの予定は以下の通りです=
6/18(日)10:00~12:00 第1回「ケガの手当について」
6/18(日)13:30~15:30 ユニバーサルスポーツ体験「車いすバスケット」
7/16(日)13:00~16:00 第2回「心肺蘇生法とAEDについて」
10/8(日)10:00~12:00 第2回「ケガの手当について」
10/8(日)13:30~15:30 ユニバーサルスポーツ体験「パラ卓球」

*お問い合わせは地域交流・生涯教育センターまでお願いいたします[TEL:078-845-3621]