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本学の入学式はキリスト教形式により執り行われました。学長より入学許可が与えられた後、それぞれの学科で新入学生代表による宣誓が行われました。

経済経営学科では、ボランティアを通して地域の人と関わりつつ、留学制度などを活用し、国際的な交流も図りたい。理学療法学科では患者様に寄り添ったケアのできる理学療法士を目指したい思いを胸に、ここ神戸国際大学に入学しました。これまでお世話になった方への感謝を忘れず、一日一日を大切に学び続けたいです。と宣言されました。

式典終了後には、部活の紹介動画がスクリーンに映し出され、壇上ではダンス部のパフォーマンスが披露され出席者から多くの拍手が送られました。

■式典に参加した学生のコメント
・いよいよ大学生活がスタートするんだと実感しました。不安なこともたくさんありますが、この大学で頑張ろうという気持ちになりました。
・地方から来ているので、ますは一人でも多くの友達を作りたいです。
・初めての一人暮らしなので不安もたくさんありますが、それを乗り越えて楽しい大学生活を過ごせるように頑張りたいです。
・将来を見据えていろいろな資格取得にチャレンジしたいです。
・フットサルのサークルに入って全国大会に出場、優勝して日本一になります！

式典に参加した保護者からのコメント
・大学の入学式に初めて参加しましたが、子供の将来が楽しみになりました。
大学4年間で多くのことを学び、たくさんの友達をつくり、充実した大学生活を送れるようサポートできたらと思っています。

学長式辞（学科ごとに内容がことなるため、一部抜粋しています。）

新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。保護者はじめ関係者にも、心よりお祝いを申し上げます。
皆さんは教育課程最後の大学での学びなので、今までの小中高校とは違い正解の無い問題を自ら考えなければなりません。大学4年間の学びが人生の糧となり、これからの社会の中で必要な「生き抜く力」を育んでいくことになります。「生き抜く力」とは「生き抜くための知恵」と言い換えることもできます。知恵とは知識と経験が合わさったものです。日々の知識と経験を積み重ねることで知恵を蓄積することができます。現在知識はインターネットなどから簡単に得ることができます。しかし本当に最新の知識はインターネットの中ではなく大学の研究室にあります。大学は研究する機関でもあるので最新の知識をみなさんに提供することができます。もう一つの要素である経験は年齢により大きな違いがでてきますが、これは他のことで補完することができます。それは読書と旅行です。読書は本を読めばよむほど様々な知識を蓄積することができまし、また小説などでは主人公の追体験をすることにより様々な体験を得ることができます。旅行は想定通り行かないことや時間通りに物事が進まないことが多く、そのトラブルを解決するために自ら考え、行動することで経験値を積むことができます。大学を卒業した皆さんの夢は無限に広がっています。その夢を実現するために教職員は皆さんに寄り添い、ともに学習していきましょう。

本学での学びや生活が充実したものになることを、心から祈念してお祝いの言葉とさせていただきます。ご入学おめでとうございます。

2023年4月7日
神戸国際大学　学長
辻󠄀 正次