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2022年度の学位記授与式(卒業式)を行いました

2023年3月18日(土)に、神戸国際大学ミカエルホールにおいて、2022年度の学位記授与式を実施しました。新型コロナウイルス感染症対策のため、学科別に時間を分けて開催しました。

また、学位記授与式に参列できない保護者、学生向けにオンライン配信も実施しました。

学位記授与式は、チャプレンの司式により学位記授与式が始まりました。聖書朗読では、旧約聖書中の一書である『申命記』の第31章8節を読み上げました。

学長による式辞では、ご自身の体験から、一人のノーベル賞受賞者の先生が、お皿洗いをしている話を引き合いに出され、自身の研究が必ず成功するかどうかわからないが皿洗いはやればやるほど達成感がある、日々の小さな達成感が必要であり、達成感がなければ、成功がなければそれが挫折に繋がるというお話をされました。

世界は日々変化し、激動の時代になっています。技術も格段に進歩し、AIが人間の仕事にとって代わると言われています。なので皆さんは「神戸国際大学で4年間学んだ知識と経験は社会に出ると必ず生かすことができる、言われたことだけをするのではなく自ら進んで仕事や課題を見つけ、考え、問題を解決することで成長してほしい、自分しかできない、ほかの人が持っていないような能力を獲得して会社や社会で活躍してほしい」という言葉を贈られました。

その後、在学生の代表が送辞を述べました。
経済学部では、国際文化ビジネス・観光学科3年の久保智理さんが送辞を読み上げました。

新型コロナウィルスの影響で皆さんが思い描いた大学生活とは違ったものになったこと、思うように活動できない逆向にも関わらず苦労を乗り越え活躍する先輩方に対しての尊敬の念を伝えました。

所属する学生会のイベントで多くの部活・サークルなど先輩たちと交流できたことを振り返りました。先輩たちのおかげでコロナ前の従来通りのイベントや新たな取り組みができたことを在学生代表として感謝の念を述べました。

リハビリテーション学部の代表で、理学療法学科3年の中並美月さんは、卒業生の新型コロナウイルスにより実技科目や臨床実習が無くなってしまい、4年次の臨床実習が突如始まるなど多大なご苦労と不安な学生生活について触れました。

私の所属するDPLS部でも、困った時に相談できる先輩がいるという心強さ、部活やゼミ、研究室での勉強、実習前の実技練習、ボランティア活動など数えきれないほどの場面で、先輩方にお世話になった学生がたくさんいます。いつも暖かく指導していただいた感謝の念を伝えました。

その後、卒業生代表の答辞がありました。勉学やゼミ、部活動など充実した学生時代、4年間で得た知識と経験が私たちを成長させてくれたこと、切磋琢磨できる仲間たちと出会えたこと、そして保護者や友人、教職員に向けた感謝の言葉を述べました。

学位記授与式の終了後は学生表彰を行いました。学業成績が優秀者で他の模範となる者に与えられる最優秀奨励賞、優秀奨励賞、奨励賞をはじめ、成績または活動内容がきわめて優秀で、最優秀奨励賞をもってしても計れない場合に与えられる八代斌助賞が送られました。

また、リハビリテーション学部理学療法学科においては、公益財団法人 日本理学療法士協会より学業優秀賞と、一般社団法人 全国リハビリテーション学校協会より優秀賞の表彰もありました。

式典終了後に、経済学部はゼミ別で写真撮影を行い、リハビリテーション学部は全体で集合写真を撮影しました。その後、ゼミごとに各教室に分かれ、担当教員から一人ひとり学位記が授与されました。また卒業生は、学生会執行部が企画した写真ブースにも訪れ、お互いの卒業を祝いました。

【卒業生のコメント】

日頃から良い成績が取れるように勉学に励み、部活である野球部との両立も図れたことが評価され優秀奨励賞という形で実を結んで大変うれしく思います。

4年間の大学生活では、学生生活に慣れてきた2年次に新型コロナウィルスが発生し、授業がオンラインになり学校に来られない日々が続くなど環境の変化が激しい中でも、充実した4年間を過ごせたと思います。

経済学部 経済経営学科
最優秀奨励賞 知念哲大さん

学位記授与式ではとても緊張していましが、いざ答辞が始まると在学中のいろいろなことが思い出され、次第に落ち着きを取り戻してしっかりと話すことができました。

大学の4年間は本当にあっという間で、高校3年間より短かったと感じています。もう卒業するのかと思うととても寂しい気持ちいっぱいです。

経済学部 国際文化ビジネス・観光学科
八代斌助賞 太田愛華さん

4年間がんばってきた集大成として、この賞をいただくことができたと思うので大変感慨深い思いです。でも式では心臓がバクバクしてずっと緊張していました。

この大学に入学して切磋琢磨できる仲間たちにたくさん出会えたことが、私の一生の宝物です。たのしい大学生活でした。

リハビリテーション学部 理学療法学科
八代斌助賞 平岡有加さん

在学期間中のほとんどが新型コロナウィルスの影響で大学に来られなかったので寂しい思いをしていました。4回生になってようやくボランティア活動や留学生会の代表として様々な社会貢献もできたので、良い大学生活を送ることができたと思います。

経済学部 経済経営学科
奨励賞 DANG QUANG HIEPさん

【卒業生保護者コメント】

また、卒業生の保護者から、以下のようなコメントをいただきました。

少人数制で先生と距離が近いということで息子は進学しましたが、大学生活において、教職員の方がとても親切で、こちらが思っていた以上の対応をしていただき大変感謝しております。留学はコロナで叶いませんでしたが、就職は第一志望の地元の自動車関連の企業に就職ができ喜んでいました。地元に戻ってくるというのも親としてうれしいです。手厚くフォローしていただき、充実した大学生活を送れたと思っています。ありがとうございました。

経済経営学科卒業生の母親