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神戸青年会議所主催「New KOBE New Self~在神企業への課題解決プレゼン大会~」において、学生が神戸市立須磨水族園に対し課題解決提案のプレゼンテーションを行いました

一般社団法人神戸青年会議所は、“私たちのまち「神戸」”を「明るい豊かな社会」、「元気なまち」とするためにさまざまな事業や提言を行っています。先日、その一つである青少年育成事業において、大学生が在神企業(6企業+神戸市)へ課題解決の企画発表を行う「学生プレゼン大会」が開催されました。

兵庫県下の大学を限定に行われた本プレゼン大会は、参加した学生が在神企業の課題解決について研究することで神戸を知り、また、企業人の皆さんの元を直接訪問してヒアリングを行うことでビジネスをより深く学習することができる企画となっておりました。本企画の最終目標は学生たちが「神戸で働くという魅力」に気づくきっかけとなることを目的しており、この企画を通じてまさに多くの学生たちが今まで知らなかった在神企業の存在を知り、また自分自身が学ぶ町の課題を知るということができました。学生時代に得る企業との協力関係は特別な経験となります。学生たちも積極的にこの企画に取り組みました。

本学からは経済学部の北邦弘ゼミの学生たちが参加しました。4月に行われた説明会以降、7月20日(水)の中間プレゼン大会で発表を行った後、優秀チームに選抜され10月13日(木)の最終プレゼン大会に参加することができました。

今回北邦弘ゼミの学生たちは神戸市立須磨海浜水族園(以下、スマスイ)とタッグを組ませていただき、須磨海浜水族園・海浜公園の再整備プロジェクトに伴うスマスイの課題発見から課題解決の提案までを企画してプレゼンテーションすることとなりました。スマスイは2024年のリニューアルオープンを控えています。そこで周辺エリアや入場者数の拡大に伴うごみ問題に焦点を当て問題を予測し、解決する提案を考えました。そして「最終プレゼン大会」の日まで資料に推敲を重ね、発表の練習を何度も行ったとのことでした。今回、惜しくも優秀賞を逃しましたが、ご協力をいただいた神戸市立須磨海浜水族園 営業企画課 佐藤 雄太 様からは温かいねぎらいの言葉をいただき、学生たちは悔しいながらも一つの目標に向かってチームでやり抜く大切さを学ぶことができた様子でした。

学生コメント:今回の発表をするにあたって、メンバーとの意見交換をおこなったり、協力し合う場面が多くありました。全員の連携によってできたプレゼンなので、チームワークの大切さを実感しました。(経済学部国際文化ビジネス・観光学科3年次 内山 さん)

学生コメント:スマスイへの提言をする材料を考え出すのが難しかったですが、産官学が連携する形でのプロジェクトに参加することは今までになかったので新鮮で良い経験となりました。(経済学部国際文化ビジネス・観光学科3年次 村岡 さん)

学生コメント:プレゼンのアイディアを考え出すことに苦労しました。今回の経験で、前に立って発表する事が初めてで良い経験になったと考えています。みんなと協力し、発表できて良かったです。(経済学部国際文化ビジネス・観光学科3年次 中尾 さん)

経済学部 国際文化ビジネス・観光学科 北 邦弘 教授 コメント:神戸青年会議所のプロジェクトの参加は、昨年に続き2回目でした。今回は神戸市立須磨海浜水族園が抱える企業課題について、現地に行き佐藤様にもお忙しい中お話を伺い、ゼミ生全員で課題の解決策を話し合いました。残念ながら目標の優秀賞は取れませんでしたが、さらにプレゼン力に磨きをかけ、今後も機会があれば挑戦したいと考えています。

■リンク

・一般社団法人 神戸青年会議所 https://kobejc.or.jp/

・神戸市立須磨海浜水族園 https://kobe-sumasui.jp/?doing_wp_cron=1668058972.5388329029083251953125