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一部科目において、対面形式の授業を実施しております。

神戸国際大学では、2020年6月4日(木)より経済学部ではゼミナール・プロゼミを中心とした授業や、リハビリテーション学部の実習をともなう科目などにおいて、対面型の授業を再開いたしました。



学生の皆さんには通学前の対応・体調確認やマスクを着用し、手指のこまめな消毒をお願いしております。三密環境を避けるために通勤ラッシュ時間と重ならぬよう時間割を調整し、使用教室を変更、教室のドアや窓を開け換気をしたうえで、人と人との間隔を離した上で、対面授業を再開することとしました。

また、教学センターなどの学内の事務受付カウンターも、飛沫感染防止用のビニールシートを設置し、待機場所も含めてソーシャルディスタンスを保った状態で相談にお越しいただけるよう対応しております。

リハビリテーション学部理学療法学科の2年生を対象とした「理学療法評価学演習」では、実習室入室前にあらためて検温および消毒を行い、各自事前に指定された施術ベッドにおいて授業が行われました。対面授業再開にあたり、実際の医療施設の手洗い方法をあらためて確認し、安全対策をするための今後の授業の進め方について説明がありました。

学生たちは一人ひとりマスクとフェイスシールド、使い捨ての手袋やシートを使って演習授業を受講することになります。また、指定されたベッド以外には触れず、授業終了後は各自自分の使用したベッドを消毒することで安全対策を行なっています。

 

授業を受けた学生は「大変なことは多いですが、対面で授業を受けることができて良かったです。マスクとフェイスシールドをつけての実習は、慣れておらず少し疲れました。ただ、身体の計測を行うなどの今回のような授業は、オンラインだけでは分かりにくいことや、実際に自分がすることで注意すべきポイントを把握することができたので、対面で受けられて良かったです。」と授業を振り返りました。

科目を担当している理学療法学科の秋月千典専任講師は「これまでは遠隔で授業を行ってきましたが、本科目は実技が中心の科目なので十分に伝えられないことにもどかしさを感じていました。この度、感染予防を徹底したうえでの対面授業が開始となりました。もちろん、これまでと同じように授業を行うことはできず、様々な制約があるなかでの授業にはなりますが、感染予防を徹底しながら対面でしか伝えられないことをしっかりと伝えていきたいと思います。」とコメントしています。

神戸国際大学では15日以降、1年次向けの大学基礎論など一部科目も段階的に対面授業を再開していきます。なお、履修者が多い授業や、教員により遠隔授業の希望が出された授業については、前期終了まで引き続き遠隔授業を継続いたします。