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観光特別クラスの学生が、旅行会社の商品開発会議に参加しました

経済学部 国際文化ビジネス・観光学科の学生が、登山とハイキングなど、山の旅を専門に扱う株式会社山旅人(やまたびと、本社西宮市、堀祐希社長)の商品開発会議に参加しました。
観光特別クラスの3年生は、2021年度後期に産学連携「旅」プロジェクトとして、旅行ツアーの企画を行いました。商品化を目指し、旅行会社6社に対してツアー企画の提案をし、見事商品化が決定しました。(詳細)
このたび、2名の学生が会社を訪問し、商品開発化に向けた企画会議に参加しました。学生が考えたそれぞれの旅行プランをベースに商品化を進めていきます。
3月3日(木)に実施されたこの会議は、はじめに学生たちが社員の方々に対して、あらためてツアー概要をプレゼンテーションしました。その後、同社の顧客層に合わせた場合の旅程調整や、催行の季節に合わせたアクティビティの調整が話し合われました。
ツアー概要をプレゼンテーションしている様子 顧客層に合わせた話し合いの様子 サポートしていただいた旅行コンサルタントの神谷隆氏
学生たちにとって、具体的な顧客をイメージして商品を作る工程や、商品開発時の旅程全体の管理方法、団体経費と個人経費の考え方など、商品開発のリアルな現場を知る機会になりました。また、株式会社山旅人の方々は、商品化にあたり学生たちに励ましの声をかけてくださいました。
ギャラリー
自分の「楽しい・行きたい」と言ったワクワクを追求して欲しい。
企画・手配担当の久保世里子氏楽しみながらやることが大切。そうすればしんどいことも頑張ることができる。
フィールドマネージャー
浮田健一氏自分が「行きたい」「体験したい」という気持ちを持って取り組んで欲しい。
専務取締役 三木浩嗣氏

また、代表取締役である堀祐希社長からは、「株式会社山旅人は『皆が元気になる旅をつくる』をモットーにしている会社です。私たちも商品開発は、自分のプランを育てる感覚で取り組んでいます。二人にはこれから、商品であるツアーを作り、育てる様子を『見て』『感じて』もらうことができます。
これから商品の細部を詰めるにあたり、『本当に売れるのか?』と心配になり迷うことがあるかもしれません。ですが、今回の商品開発は当社のモットーを思い出し、『どっちを取れば元気になるか?』を判断基準にしながら頑張って欲しいです。」とコメントいただきました。
■参加学生コメント

会社の中でのプレゼンテーションは、大学での発表とは違った緊張感がありましたが、プロの視点から質問やアドバイスをいただき、とても勉強になりました。
今までは、「どうしたら魅力を感じてもらえるのか?」「買ってもらえるのか?」という点を重視して商品を考えていました。ですが、「こういったお客さんが行きたくなるには?」や「○○さんに喜んでいただくにはどうすればいいのか」といった、ターゲットを絞って考える視点を学びました。
今後、会社のお客さまのニーズに合わせた旅程作りを心がけ、商品をブラッシュアップしたいです。
経済学部 国際文化ビジネス・観光学科
3年 毛利華歩さん
今後、商品化に向け調査と旅程の調整をしていきます。
