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東灘区在住外国人向け生活案内サイトのモニタリングを行いました

11月13日、新装された2号館3階のフリースペースにおいて留学生を対象に、東灘区在住外国人向け生活案内サイトのモニタリング活動を行いました。

神戸市内で外国人の方が多く住まわれる東灘区において、来日して間もない方に向けて神戸市における生活のルール、入国後の手続き関係の段取り、災害時発生時のポータルサイト等をひとつにまとめた「Helpful Information Guide」をweb上で運用することが計画されています。サイトをリリースするにあたり、実際に区内で生活する外国人の方がスムースに利用できるのか、外国語版の案内に不明な点はないか、難しい日本語の表現はないかなどのチェックを行うモニター役として本学のベトナム人留学生3名が参加してくれました。

当日は実際に留学生自身のスマートフォンからテストサイトにアクセスをしてもらい、やさしい日本語版と母国語のサイトのチェックを行いました。モニターの3名は既に長い期間日本に滞在している学生でしたので「来日したばかりの自分」になりきってもらいながらサイトの確認をしてもらいましたが、特に難解な表現や使用方法で行き詰まるような構成もなく、スムースに用途目的に応じて使用することができました。

当日は留学生から大きな改善点等の提案等ありませんでしたが、来日したばかりの方にもすぐに気軽にサイトにアクセスして貰えるようにスマートフォンアプリで同サイトを運用してみたらどうだろうかという意見や、海外においてもFacebook等のSNSの影響力は非常に強いので「Helpful Information Guide」でアカウントを作成しておけば来日前から自身がこれから住まう東灘区の情報やルールを学習しておけるという意見など、より有効にサイトが活用されるための提案がありました。

留学生に関わらず、本学が東灘区内に所在する関係上多くの学生が区内を生活圏としています。そういった中で、今後も神戸国際大学はよりよい街づくりについて貢献するための活動や協力を続けて参りたいと考えております。