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八代斌助賞にグェン・ティ・ハインさん 最優秀奨励賞はグェン・ホン・フォン・タオさん 川原さんは優秀奨励賞に学生支援奨励賞をあわせて受賞
経済学部の成績優秀者表彰
本学経済学部の2025年度学位記授与式(卒業式)が3月14日に行われ、卒業生を代表して経済経営学科4年のグェン・ホン・フォン・タオさん(ベトナム)が下田繫則学長から学位記を受け取った。式後には同学部の成績優秀者表彰が行われ、成績最上位者を表彰する八代斌助賞に経済経営学科4年のグェン・ティ・ハインさん(ベトナム)が受賞し、同学長から表彰状が手渡された。同学部で成績2番目となる最優秀奨励賞の受賞者は総代を務めたタオさん。また、経済経営学科の優秀奨励賞にトゥオン・ティ・ゴック・アインさん、グェン・ティ・フータムさん、上田南菜子さん、チャン・ゴック・ニャットさんの4人、国際文化ビジネス・観光学科の優秀奨励賞には川原玲奈さん、松本圭介さん、藤井あすかさん、伊波希和香さんの4人がそれぞれ選出された。
八代斌助賞のハインさんは8年前に来日。兵庫県姫路市内の日本語学校と専門学校で2年ずつ学び、2022年4月に本学に入学した。「正直に言うと第1志望の大学ではありませんでした。でも入学すると楽しくて、いろんなことを学ぼうと意欲が出ました。いろんな国から留学生が来ているので友達もたくさんできました。充実した4年間でした」と大学の雰囲気が気に入り、溶け込むようにキャンパスライフを楽しんだことが好成績につながった。イベントにも積極的に参加。「七夕祭、神国祭も楽しかったし、ゼミの旅行も忘れられません」。東京に行き、ゼミ生とともに美術館や東京ディズニーランドを訪れ、宿泊先のホテルで開いた宴会ではしゃぎ、ゼミ仲間が親交を深めた思い出は宝物になっているという。4月からは大阪市内の精密測定機器の専門商社で営業職に就く。「ベトナムにも拠点がある会社なので、日本とベトナムのために働きたい」と目の色を変えている。

グェン・ホン・フォン・タオさん

最優秀奨励賞のタオさんは「この賞を目指して学業を進めてきたので目標達成できてうれしい」と白い歯を見せた。学業については日本語、ベトナム語、英語を使いこなして探求した。「先生に質問しても日本語で理解できないときはベトナム語でリサーチしました。それでも分からないときは英語で調べました。その探求心があったからたどり着いた賞だと思います」と胸を張った。2020年に来日。2年間は大阪市内の日本語学校に奈良県内から通い、新聞配達のアルバイトもこなした。大学入学後は神戸市内に住み、飲食店でも働いた。4月からは同県高砂市内の建築・土木事業の会社で事務職に就く。「ベトナムにも子会社があるので通訳としても働きたい。大学の先生や職員さんの温かさやサポートがあったから、今の私があると思います。感謝の気持ちを大切にして働いていきたい」と言葉に力をこめる。

川原さん
国際文化ビジネス・観光学科の優秀奨励賞を受賞した川原玲奈さん(22)=徳島県立池田高校出身=は「大学に入った時、他のことは負けても勉強だけは頑張ろう、負けないようにしようと思い、それからは自分に厳しくやってきました。(受賞者に)自分の名前が挙がったのがうれしかったし、報われた気分になりました」と胸をなでおろした。クラブ活動では学生会に所属し、3年次まで大学祭(7月の七夕祭、11月の神国祭)の企画・運営に携わってきた。「大学生活の中で一番思い出に残っているのが年2回開催の大学祭でした。役割が(前回と)同じだったり、違ったりといろいろ経験し、イベントをするには何が必要なのかということが勉強になりました」とうなずく。ゼミでは新郎新婦を公募で募り、本物の結婚式をゼミ生たちがプロデュースして実施。川原さんは司会進行役となって式を演出した。このことも評価され、学生支援奨励賞もあわせて受賞した。「学業、学生会、ボランティアや職員の方との関わりなど、他の大学に行っていたらできなかっただろうな、と思うような多様な経験ができました」と頭を下げる。4月からは教育福祉系の仕事に就く。「大学祭では訪れた子どもたちと接することが多かったので、その経験を仕事に活かしていきたい」と新たなステージに意欲満々で飛び込んでいく。


