NEWS
- お知らせ
高校生へのおもてなしを磨く
初の合同研修会実施でオープンキャンパスの充実図る

高校生やその保護者の方々にキャンパスを開放して授業や実習体験、個別相談などを行うオープンキャンパス。入学希望者を増やすことを目的に本学では年間12回開催(2025年度実績)し、3月20日に今年度の最終回を実施する。その最終回を前に、来年度の充実も見据えたオープンキャンパスのスタッフによる研修会が3月4日に行われた。経済学部とリハビリテーション学部の学生に留学生、教職員によるスタッフが一堂に集まって行う合同研修会は本学では初めて。約50人が参加してホスピタリティの向上を目指した。

本学でホテル産業論、ホスピタリティ・ビジネス論などを教える鍋嶋正幹准教授が研修会の講師を務めた。しゃべり方や笑顔の作り方、質問などへの受け答えのしぐさや態度など、接客する際のマナーなどを参加者が学んだ。鍋嶋准教授はタイで4年のホテル勤務や神戸市の神戸メリケンパークオリエンタルホテルで7年間のフロントマネジャーの経験がある実務家教員。参加者は鍋嶋准教授の指示で無作為に集まった3人一組の組をつくり、初対面でも丁寧で積極的な対応ができるようにと、その組の中で互いに自己紹介したり、本学の特徴を話し合ったり、オープンキャンパスに対する意見を交換したりした。
鍋嶋准教授は「これまではオープンキャンパスの当日に集合した時に役割を伝えられ、初めて仕事を知るというパターンが続いていて、必ずしもスムーズな運営ができたとは言えなかった。学部が違うと顔なじみの学生が少なく、スムーズなコミュニケーションがとれていなかった」と振り返った。事前に全体研修することで「スタッフ同士が仲良くなれば、いろいろな問題が発生しても誰に伝え、誰が対処するかという判断も素早く的確にできるようになる」と鍋嶋准教授。その後は「図書館にはどう行けばいいか」などの質問に対しての対応の仕方、身振り手振りを交えた説明では掌や指の向け方に注意すること、説明できない場合は実際に図書館までお連れすることなどを想定したロールプレイニングを実施。分からない質問には他のスタッフに預けるなどで質問者をたらいまわしにすることなく、解決するまで最初のスタッフが寄り添うことなども確認した。元ホテルマンならではの丁寧で誠意あるホスピタリティの指導に参加者らは何度もうなずいていた。


1年次からオープンキャンパスのスタッフを務めているというリハビリテーション学部理学療法学科3年の長島颯太さん(21)=兵庫県養父市出身=は「いままではリハビリテーション学部だけで研修会をしていたので、今回は経済学部の学生と意見交換できたのが良かったと思います。学部が違うとオープンキャンパスでやることは違います。でも共通する部分を知ったので(次回からは)話し合えると思います」と情報交換もしやすくなり、運営の向上の手ごたえをつかんだ様子。「これからは高校生が話すのをためらっていたら積極的にこちらから話しかけるようにします」と力を込めた。
研修会に初めて参加したという経済学部国際文化ビジネス・観光学科1年の光島理心(りこ)さん(19)=千葉県出身=は「いままではオープンキャンパスの会場に行って『さあ、これをやって』と言われて初めて役割を知りました。明確な方針が分からず、正直、戸惑いました」と打ち明けた。研修を受け、「きょうはオープンキャンパスの目的もはっきりと分かり、こうした方がいいということも分かったので参加してよかった。一人ひとりの高校生にしっかり接して、来て良かったと思ってもらえたらうれしい」と声を弾ませていた。


