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新感覚の体験型ブースで高校生が「海外留学」「ブライダル」「ファッション」「理学療法」を体験

12月21日 オープンキャンパスで

 高校生を対象にしたオープンキャンパスが12月21日、本学で開催された。新感覚の体験型ブースを設けて経済学部とリハビリテーション学部がコラボレーション。「経済」「観光」 「ファッション」「海外留学」「ブライダル」「理学療法」など各ブースで大学生が高校生と触れ合いながらキャンパスライフの魅力を説明した。

「ファッション」のブースで高校生に説明する学生たち(奥の4人)
「ブライダル」のブースで教員の話を聞く高校生たち(手前)

 高校生41人が参加。オープニングセレモニーをチャペルで行い、下田繁則学長のあいさつの後、大学紹介などが行われた。その後は「スカイコート(食堂)」2階に各種の体験ブースが設置され、高校生たちは興味のあるブースを回って大学生らの話に聞き入った。経済経営分野では①高校生向けのコンビニ新商品をつくる②挙式の必須アイテム作成を体験するワークショップ③ファッションスタイルを考える④留学プログラム体験報告など、リハビリテーション分野では「未来のジブン」に出会うリハビリ体験などで、大学生と高校生が交流した。

 オープニングセレモニーで司会を務めた経済学部国際文化ビジネス・観光学科2年の和田悠希(ゆうき)さん(20)=徳島県牟岐町出身=と川崎倭緒(わお)さん(19)=三重県伊賀市出身=は今年の春休みにフィリピンへ3週間留学した。2人は「海外留学」のブースで自らの留学プログラム体験を話した。和田さんは「行く前は現地の環境や治安、語学力などが不安でした。でも、この留学プログラムは先生方にも同行していただけるし、現地にバディ(学生仲間)もいます。行ってみなければ分からない良さがあります。わずか3週間でしたが、現地の人たちとの触れ合いが一番の思い出。帰国する前日はバディとはハグして泣いてしまいました。その時だけでなく、今も、これからも(友人関係が)続いていきます」と初めての海外での思い出は尽きない。川崎さんも「私も海外留学に興味があったのでオープンキャンパスに参加してこの大学に決めました。この大学は楽しい。友人と学校帰りに遊ぶのもいい」と充実したキャンパスライフをアピールした。

留学プログラム体験を報告する和田悠希さん(奥・左)と
川崎倭緒さん(奥・中)
佐々木青龍さん(左)は参加した女子生徒に丁寧に本学を紹介していた

 リハビリテーション学部のブースでは背筋力や肺活量などを測定しながら、教員と学生、高校生が入り混じって和気あいあいの雰囲気。同学部理学療法学科1年の佐々木青龍(せいりゅう)さん(18)=神戸市出身=は「僕は去年のオープンキャンパスに参加して、この大学への入学を決めました。部活動の運動部にあるような上下関係はまったくなく、先生と学生の和気あいあいとした雰囲気が良かった」と振り返った。中学時代は野球部だったが、右肩を故障するなど万全で取り組むことができなかった。その苦い経験から「怪我に苦しんで力を出し切れない人やプロを目指してさらに自分を高めようとする人などをサポートしたくて理学療法士なりたいと思いました」と入学理由を打ち明けた。今年の夏休みにはオーストラリアに1カ月間の語学留学も経験した。「勉強や実習でも先生が手厚くサポートしてくださるので本当に助かっています。勉強が不得意だったけれど努力すればなんでもできると思うようになりました」と声を弾ませた。

 高校生は保護者とともに食堂でランチ体験した後、「個別相談カフェ」で授業内容や就職状況などを聞いたり、キャンパスツアーに参加して学内を歩き回ったりして神戸国際大の雰囲気を味わっていた。神戸市内の高校に通う3年生の女子生徒は本学のAO入試に合格してすでにリハビリテーション学部への入学が決まっている。しかし、「(AO入試で)面接してくださった先生に会いたかったし、学生の方とも触れ合いたかった」と今回も参加した。本学の特待生制度の入試も受験する予定で「成績上位者になれるように勉強しています。今回、特待生制度に受かった先輩(学生)と話ができたので良かった」と喜び、さらに高みを目指していく。

オープニングセレモニーには本学のマスコットキャラクターの「コクサイくん」も登場した