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2つの鍵盤で音作りを工夫し様々な音色を弾いて聞いて楽しんだ
パイプオルガン体験会に附属高校生が参加

本学チャペルに設置されているパイプオルガンの仕組みを学んだり、演奏を聴いたり、触れて音を鳴らしたり、演奏したりする体験会が9月23日に行われ、神戸国際大学附属高校の女子生徒4人が参加して様々な音色を楽しんだ。
参加したのは同校2年生の山田菜乃さん、山川凜さんと1年生の里知優さん、小林俐乃愛さん。4人とも幼少のころからピアノを習っていて「パイプオルガンに興味があったから参加しました」と口をそろえた。楽器の裏側に入って音が鳴る仕組みを見たり、個々の音色や演奏を味わいながら、チャペル内で場所を変えて聞くと音の響きが変わったりするパイプオルガンの特性に触れた後は、一人ずつオルガンベンチに座って鍵盤に指を置いて音を確認。2列ある鍵盤やペダル鍵盤の響きの違いを感じながら、ストップの出し入れによって変わる音作りを体験した。持参した聖歌の楽譜を見ながら一人ずつ弾き、その後は自由に演奏しながら様々な音作りを工夫してそれぞれがパイプオルガンとの触れ合いを楽しんだ。


生徒たち
山田さんは「思ったより何倍もいろいろな音が出せるし、音を重ねることができるから同じ曲でも違う演奏ができて面白い。また来たいし、(この経験を)一つの知識として頭の中に入れておきたい」。山川さんも「普通のオルガンと違っていろいろな音色があり、深かった」とともにパイプオルガンの魅力に浸っていた。
パイプオルガンを以前に弾いた経験がある1年生も本学にあるパイプオルガンとの違いに目の色を変えていた。吹奏楽部でホルンを担当している里さんは「高校のチャペルにあるオルガンとは鍵盤の硬さが違ったり、出せる音が違ったり、様々な異なる点を見つけることができました。音楽の楽しさを改めて知ることができました」と喜ぶ。小林さんは「久しぶりに弾いたけれどピアノとは何もかもが違っていた。普段ピアノで弾いている曲が違う曲に感じました。この音色を覚えておき、ピアノを弾くときに活かしていきたい」と言葉を弾ませていた。