NEWS
- お知らせ
2日間の大学生体験グループで研究テーマを発表
アカデミックインターンシップに高校生18人が参加
高校1年生から3年生を対象とした「アカデミックインターンシップ」が8月5、6日に本学で実施された。参加した18人は大学生が加わったグループに分かれて講義を2日連続で受講。2日目の最後に研究テーマをグループごとに発表した。
参加者は理学療法、経済経営、観光の三つの分野に分かれて受講。1日目は実験や測定、講義の中でのグループワークを行い、2日目に3分野合同で五つのグループがそれぞれの研究テーマを発表した。経済経営分野のグループ「垂水から愛を送ります」が神戸市垂水区内に地域性を生かした斬新なラーメン店をオープンする目的でAIを使って企画書を作成。立地場所や味、ライバル店との比較、集客方法や収支計画など細かな点にもこだわって計画。

審査員による得点で最多点をマークして最優秀賞に選ばれた。理学療法分野のグループ「SHIMAUMA」はバーチャルリアリティー(VR)の映像を見ながらトレーニングすることで、疲れにくくなったり、トレーニングの負担を少なく感じたりすることを説明し、優秀賞に選ばれた。
「垂水から愛を送ります」は3年女子(17)と2年男子(17)の2人のグループで「架空のものではなく、現実的に計画を組み立て、お金のことなどリアルに考えたのが良かった」と女子。男子は「AIを使うなど最新の技術に触れることができて楽しかった。この経験を今後に生かしていきたい」と喜んだ。
惜しくも入賞を逃した「足元くらくら研究所」の中には本学への入学を第一志望とする3年の男女2人(ともに17歳)=西宮市、加古川市出身=がいた。男子は「先生や先輩(大学生)との距離が近く、名前で呼んでくれたので楽しかった」。女子は「いい経験になりました」とうなずいた。そして「(入試を)受験して来年4月からここで学びたい」と声をそろえていた。
