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脳とカラダと肺炎のトリプルケア お年寄りと簡単エクササイズ
リハビリテーション学部の小谷将太助教

お年寄りに健康長寿の秘訣として毎日できる簡単なエクササイズを本学リハビリテーション学部の教員が教える健康体操教室が7月14日、神戸市東灘区向洋町中の健康増進施設「RICアメリオ」で行われた。指導したのは本学で内部障害理学療法学などを教える小谷将太助教。テーマは「脳とカラダと肺炎 トリプルケア」で地域に住むお年寄り12人が参加した。
いすに座ったままで体に負担が大きくかからないように配慮し、肩と腕の筋肉強化や肩痛、腰痛、膝痛、転倒、誤嚥性肺炎、認知症のそれぞれを予防する体操を実施。今年、本学を卒業して大阪市内の病院に務めている佐文波悠さん(神戸市出身)と同学部4年生の中村源志さん(同)が小谷助教のサポート役として参加。ストレッチに夢中になって息が止まっている参加者に「息を止めないで」と2人が声をかけて回り、息を止めることで血圧が上がることを防いでいた。
健康体操教室はRICアメリオからの依頼で今年度から始まり、本学の教員が学術的な話や体を動かす内容などで年6回の開催(参加無料)を予定し、今回が2回目となった。