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お兄さん お姉さんの言葉で入学を決めましたと入学後の新入生
オープンキャンパスは学生の学びの場
「夏祭り 進路探検ツアー」と銘打ったオープンキャンパスが7月23日、昼間の猛暑を避けて午後5時半から同8時まで本学キャンパスで行われた。参加した高校生たちは経済学部とリハビリテーション学部に分かれて学生たちと交流した後、一緒に集まり、日が暮れていく海を見ながら軽食を味わい、ミニゲームなどで楽しんだ。

経済学部では国際文化ビジネス・観光学科で昨夏にオーストラリアやフィリピンの大学に留学した学生がその体験を分かりやすく説明した。4年の山寺光太郎さん(21)=大阪市出身=はオーストラリアのウーロンゴン大に留学。知らない土地で一人で電車に乗ったり、買い物に行ったりしたことで自立心と行動力がついたことを話し、「自分が成長できた部分をしっかり伝えることができました」と胸を張った。
1年の時からオープンキャンパスを手伝っている4年の川原玲奈さん(21)=徳島県三好市出身=は学費減免で入学し、大学近くの女子学生専用のマンションで一人暮らしを続けている。1年時は観光特別クラス、2年でホテル・ブライダルコースで学んだことなどを挙げ、「私の経験は引き出しが多いので役立つと思いました。入学後に『玲奈さんが話してくれたから入学を決めました』と言ってくれた子が何人もいます」とうれしそうに話した。

手伝っている川原さん

福田さん㊨と津野さん㊧
リハビリテーション学部では理学療法体験で交流した。学生の勧めで機器などに触れると高校生たちは楽しそうに笑みを浮かべた。理学療法学科3年の福田士紋さん(20)=愛媛県今治市出身=は「3つ、4つ年が離れている高校生に怖いと思わせないようにしました。今の1年生に『オーキャンの時にいたお兄さんですよね』と声をかけてもらった。メチャうれしかった。これからもそう言ってくれる人を増やしていきたい」と意気込む。高いコミュニケーション能力が求められる理学療法士を目指す学生にとってオープンキャンパスは絶好の学びの場になっている。

