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読売新聞社による本学留学生向けイベント「新聞のちから」研修の2回目を開催しました

7月15日(火)、本学のアクアホールにて読売新聞大阪本社の人気講師をお招きし、本学留学生向けイベント「新聞のちから」研修の2回目を実施しました。今回も中国、ベトナム、ネパール、バングラデシュ等の国々から来た留学生14名が参加しました。留学生が就職活動や大学院進学をするためには、低年次より日本語読解力・文書力・コミュニケーション力を高めることが大切です。初回の研修で新聞の読み方や見出しの役割など基礎的な内容を学んだ留学生たちは今回、新聞記事をもとに自己PRをするプレゼンテーションに挑戦しました。

 日本での就職用のエントリーシートや大学院進学用の志望理由書を作成する際に、自身の強みを日本語でアピールする必要があります。新聞記事の内容を活用し、自分の経験と能力をアピールするために文章を作成する際に大切な考え方について教えていただきました。それが、「ロジカル」の考え方です。そのロジカルな考え方を身につけるため、留学生はワークシートを活用して新聞記事と自分の強みを結びつけるストーリーを作成しました。

ロジカルな考え方について討論中
(写真は読売新聞社より提供)
ワークシートを利用して新聞記事を分析中

 プレゼンテーションタイムでは、皆さんは緊張しながらも、備蓄米、地震予言、経済活動等の記事について社会の課題と自分の考え、「わたしなら…」の解決策と自己PRを発表しました。

気になる新聞記事を発表している様子
自己PRプレゼンテーション(写真は読売新聞社より提供)

研修終了後、参加した留学生から様々な感想が寄せられました。

「今日の研修では、新聞をただ読むではなく、限られた時間内に課題を発見し、原因を分析し、解決策を提案し、その効果まで考える思考力が鍛えられたと思います。また、それを発表する際に、自分の強みや経験と絡めてPRする練習ができ、とても勉強になりました。今後も、日頃からニュースや記事を読む際にこの四つの視点を意識し、自分の意見や強みをセットで考える習慣をつけたいと思います。」

「本日の研修、誠にありがとうございました。2回の研修と通して、日本の新聞に触れる機会を多くいただき、大変感謝しております。新聞の内容理解はもちろんのこと、日本語の文章表現や構成など、実践的な書き方を学ぶことができ、非常に有意義な時間でした。この経験を今後の学習に活かして参ります。」