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第9回神戸国際大学地震津波に向けた防災・減災セミナー「阪神・淡路大震災30年-ひょうご・神戸が学んだこと-」を開催しました

 2025年1月12日(日)神戸国際大学2号館ミカエルホールにて、本学防災救命クラブDPLS(ディプルス)が主催する地震津波に向けた防災減災セミナーを開催しました。

 今後30年以内に発生する危険性が高いとされる南海トラフ地震に対し、私たちは地震や津波の被害を最小限にすることを常日頃より考えていく必要があります。神戸は30年前に大きな震災を経験しましたが、震災後に生れた人も多く当時の経験が伝承されていないことも考えられ、地震や津波に対する備え、また、防災・減災について考えていくことが重要なことから、2017年より継続して毎年開催しております。

 今年度は「阪神・淡路大震災30年-ひょうご・神戸が学んだこと-」をテーマに、神戸国際大学副学長 経済学部教授 元神戸市企画調整局ICT連携担当部長 松崎太亮 氏による、阪神・淡路大震災発生当日の神戸市内の被害状況の記録映像について、撮影者本人の解説を踏まえて、ライフラインや産業への影響を振り返り、また、くらしやまちづくりおよび教育面における震災からの復旧・復興過程をダイジェストで振り返りました。本講演により将来の災害による被害を減じるための備えについて、個人や企業および社会全体でできることを参加者と共に考えました。

【参加者の声】

・防災活動や防災教育の重要性を認識させてくれました。

・個人で学ぶ機会があまりないので、このような講演を無料で企画してくださり感謝します。数年前に防災士の勉強をしましたが、今回また新たな学びがありました。DPLS部の方とボランティア活動をしたことがあります。活動応援しています。

・あらためて防災の事を考えさせられました。

・当日は単身赴任先の東京にいたので本震は知らないが改めて当時の状況を確認できた。機会があれば子供や孫たちに伝えたいと思う。

・これまで新聞や報道で松崎先生のことを知っていましたが、何より直接お話をお聞きすることが貴重な時間になりました。震災30年をむかえ自分にできることをしていただきたいです。

・貴重な映像を見せていただきました。日本の被災を世界で活かしておられる活動に感動しました。

・地域住民も参加できるイベントをありがとうございます。生の震災映像をはじめて見ることができ伝えていくことの大切さを改めて感じました。

・30年前の大震災にあいましたが今回の火災の映像を見てあらためて震災の怖さを感じた。普段から震災についての話し合い教育は必要だと思います。

・これだけ多くの火災があったことが全く知らなかった。家が全壊し仮設住宅、奈良に2年と色々思い出しました。とてもよかったです。ありがとうございました。

・伝承期間の後の「震災文化20年」というコメントが非常に印象に残りました。

・改めて阪神淡路大震災から学んだもの学ぶべきものを考え直しました。すばらしいご講演に感謝いたします。ありがとうございました。