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『サントリーチャレンジド・スポーツプロジェクト』車いす操作スキル講習会を開催しました

2024年10月26日㈯~27日㈰の2日間に渡り神戸国際大学体育館にて『サントリーチャレンジド・スポーツプロジェクト』車いす操作スキル講習会が開催され、リハビリテーション学部生有志が参加し「準初級車いすインストラクター」資格を取得しました。

この講習会は、アクティブな車いすの操作スキルの習得を通して、車いす操作の指導法や車いすに関する専門的な知識を習得することを目的に実施されるもので、日常的に車いすを使用する車いすユーザーが車いす操作スキルを学ぶことができる機会が大きく限定されている現状の中、医療や福祉の現場では限られた時間でユーザーに対して効率的に操作スキルを指導できるよう、スモールステップの指導を通して、車いす操作スキルを習得するとともにその指導法について学ぶという内容のものです。

車いすでの前進・後退・方向転換などの基本的な動作から、キャスターと呼ばれる前輪を持ち上げた状態で車いすを操作し段差を昇降するような「キャスター上げ」と呼ばれる難易度の高いスキルの習得、車いすに乗った状態で楽しめるレクリエーションの体験、最後は外に出て実際の路上や坂道、階段での操作や介助について実技を通して学びました。

参加した学生からは「町で車いすユーザーの方をお見かけすることがあっても、どのようなサポートが必要なのか分からず、お声かけをすることをためらう事が多かったですが、今回の2日間の講習会でたくさんの時間自分が車いすの操作を行い、介助方法も学んだのでユーザーの気持ちやどういった状況が操作しにくいのかがよく理解できたので、今後様々な場面で活かすことができそうです。」(リハビリテーション学部・1年生)などの感想が寄せられ充実した講習会となりました。

今後、日常生活や理学療法の現場で今回得た技術や知識が活かされれることを願っています。