NEWS

  • お知らせ
  • キャリア
  • グローバル
  • 学生の活躍
  • 社会連携

大学コンソーシアムひょうご神戸のインターンシップ報告会へ留学生13名が参加しました

 本学では、大学コンソーシアムひょうご神戸様と提携した留学生インターンシップに多くの学生が参加しました。この夏休み期間中(7月末~9月上旬)に、14名の留学生が合計11社で実習を行いました。

そして、9月21日(土)に、インターンシップに参加した学生、実習受入先企業、参加学生の在籍大学の就職支援担当者が、兵庫国際交流会館に集まり「2024年度ひょうご留学生インターンシップ 実習報告・意見交換会」が開催されました。

 第一部の「報告会・意見交換会」では、実習に参加した学生が6つのグループに分かれて成果報告会を行いました。「仕事をするうえで大切にしたいこと」というテーマで各学生が発表を行いました。この発表に対して、受入先企業担当者からは、「みんな真面目で一生懸命に取り組んでいるのが伝わった。受入側としても、わからないことは積極的に質問をする学生の姿勢から多くのことを学ぶことができた。」「インターンシップ生の成長はもちろんですが、実習の担当をした社員の成長も見ることができた。」等、受入側にも良い機会となったというコメントをいただくことができました。

 留学生×企業×大学による意見交換会では、「本音で話そう!お互いへの疑問や不思議」というテーマでグループディスカッションをしました。まず留学生からの質問として、「大学名や大学の成績・履修科目などは見ていますか?何か資格があったほうが有利ですか?」と質問がありました。これに対して、「うちの会社では、大学名や成績などはまったく見ていません。ただし、コミュニケーションが必要なため、N1は必須としております。しかし、それ以外の資格は特に必要はありません。いかに日本語でコミュニケーションを取れるかどうか見ています。」と回答。

 次に企業側からは「ぶっちゃけ、どのくらい日本で働きたいですか?」という質問がありました。各々の答えは違いましたが、ほとんどは「ずっと日本で働きたい」と回答。中でも、日本独自である「終身雇用・年功序列制度」に魅力を感じているので、同じ会社にできるだけ長く勤めたいと話しており、留学生にとってはその点が魅力に感じると聞いたことがなく、初めてでしたので非常に驚きました。お互いに採用に関する本音を話す機会はめったにないので、双方にとって非常に貴重な機会となったように思います。

 第二部では、インターンシップ参加学生は、「事後研修会」に参加して、インターンシップの振り返りを行い、ワークを通じて「就職活動の軸」を考え、「就職活動の準備と戦略」を参加学生同士で共有する時間を持つことができました。

 第三部では、修了証の授与と記念撮影が行われました。このインターンシップを通じて、参加学生一人一人が大学での学びでは得ることができない、「働くということ」について身をもって体験し、大きく成長することができたのではないかと思います。

 最後に、本学学生の受け入れをいただきました企業・団体の皆様、そしてインターンシップの実施に関わって下さいました「大学コンソーシアムひょうご神戸」の皆様に、厚く御礼申し上げます。