NEWS

  • お知らせ
  • 教育・研究

ファッションマーケティング科目でブランドプロデューサーの「雑賀静氏」にゲスト講義をしていただきました

山本ひとみ教授が担当しているファッションマーケティング科目は、ファッションマーケティングにおける基本的な知識とトレンド分析方法を学びます。特にファッション業界での企画部門となるデザイナー、マーチャンダイザー、バイヤーの仕事を理解し、ブランドのシーズン商品企画に必要な情報分析の理解を深めます。
この度、ブランドプロデューサーの「雑賀静氏」をお招きし、2回連続(7月5日・12日)でご講義をしていただきました。ファッション業界は、2年前から流行色が決められ、1年前には素材が出来上がります。また6か月前には、海外コレクション(ロンドン、パリ、ミラノ、ニューヨーク)が発表されます。
ブランドプロデューサーでファッションデザイナーでもある「雑賀静氏」には、第1回目に最新の2024年~2025年秋冬の海外コレクション情報を解説していただき、 「ファッショントレンド分析と商品企画」というテーマでご講義していただきました。
第2回目は「ブランドプロデュースとは」というテーマで、実践的な現場での事例を含めてをご講義していただきました。プロの起業家の仕事を聴講した学生たちは、ファッションビジネスに興味を深めてもらえたようです。

雑賀 静氏(さいが しずか)

大手アパレル企業の(株)ワールドでデザイナーを務めた後、2008年独立。有名セレクトショップのディレクション・ODMを手掛けられました。2014年には(株)YUNA STYLEを設立し、自社ブランドをはじめ、アーティストブランド・DtoCブランドのブランディング等、幅広く活躍されています

(株)YUNA STYLE 代表取締役  国際ファッション専門職大学 非常勤講師

学生の感想 1回目講義
•4大都市でのプレタポルテコレクションの分析が理解できて、今後自分のファッションでも自由を表現できる気がしました。また常識に縛られずに広い目線でファッションについて考えようと思いました。ファッションだけでなく、新しく誰もしていないことに挑戦していこうと思えた。
•持続可能な素材の使用や、文化的な背景からインスピレーションを得る方法を学び、自分のデザインプロジェクトに活かしたいと思いました。私のデザインにも環境への配慮やストーリー性を持たせることを意識したいと思います。
•今日の講義はとても刺激的で、多くの新しい視点を学ぶことができました。特に、各ブランドのデザイン哲学や創造プロセスについての詳細な説明が非常に参考になりました。これからの自分の学びや制作活動において、今日学んだことを活かしていきたいと思います。

学生の感想 2回目講義
•プロデュース業のモノ売りやコト売りの違いなど、たくさん紹介していただき、いい情報を受けることができました。これから、プロデュース業に必要なものについて、マーケティングスキルやコミュニケーション力、イマジネーション力などの重要性を理解して、学んだことを生かしていきたいと思います。
•前回とは全く別の内容でとても役立つ講義だと感じました。2講義聞いた上で、ファッション業界のコアな部分を聞くことができて以前よりこの業界について非常に興味が湧きました。再来年の服のための展示会やトレンドブックがあり、デザイナーが足を運んで素材を決めているという話が、私的にはとても楽しそうで魅力的な業界だと感じるきっかけになりました。
•ファッション業界の抱える環境や労働の問題を撮ったドキュメンタリー映画があることを知りました。「ザ・トゥルー・コスト 〜ファストファッション 真の代償〜」です。ファッションについて学び始めてから、幾度となく業界の闇といわれるものを耳にしてきましたが、この映画を観ることでより深いところまで感じることができると思ったので機会があれば観てみようと思います。
•アパレル業界の厳しさが1番印象に残りました。良いものを作るよりも安い物しか売れないため安く沢山販売しないといけない厳しさを知りました。

 1回目の右脳体操 講義の最初に右脳体操をしました

学生感想 右脳を使って丸いものを書くのが、印象的で、面白かったです

 2回目の右脳体操 講義の最初に右脳体操をしました

学生感想 •人の絵が書いてあった方が私は最終的に、女子と男子トイレの2種類しか思いつきませんでした。例としてプロジェクターで見せてくださったものを見てみたら、「こういうのもあるんだ」という発見がありました。頭が回ってないなーと感じた時にやってみようと思います。
•右脳に働きかけるアイデアの発想などを積極的にしていこうと感じました。自分の発想、意見を表現できるようになりたいという目標ができました。