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株式会社Plan・Do・Seeで勤務する卒業OBに授業のゲストスピーカーとして登壇いただきました

 6月6日(木)、1年生の必修授業であるキャリア科目にて卒業OBの方にゲストスピーカーとして登壇いただきました。この日は、株式会社Plan・Do・Seeで働くネパール出身の留学生と採用担当の方へお越しいただきました。

 前半は、「日本へ留学した理由」「大学生活について」「アルバイト」など学生時代の話をしていただきました。日本語の上達には、アルバイトで接客業をやってきた経験が非常に大きかったとのことでした。やはり、いかに日本語を使う機会を増やせるかが大事なので、接客業のアルバイトをすることをオススメされておりました。

 後半は、「日本の就職活動」について、自身の経験に基づいて就職を成功させるために必要なことを話していただきました。特に印象深かったのは、「チャンスは勝手に来ない」ので、自分からつかみ取りに行くこと、タイミングを逃さないということが大事であると熱く語っていただきました。

 入学時から、日本で就職するという強い思いがあり、1年生から業界や職種について調べたり、ボランティア活動や大学の勉強・研究、アルバイトといろいろなことにチャレンジしたそうです。このように早くから行動してきた結果や考え方が、いまの職場でも活躍され評価されているのだと感じました。

 次に採用担当の方からは、採用側の視点で留学生が日本で働くために必要なことについて語ってもらいました。「日本語能力はどこくらい必要ですか」という質問に対して、「N2は絶対に必要です。」「N1があれば、よりたくさんの仕事を選ぶことができます。」「N2を持っていない人は、まずN2を取ってください。N2を持っている人は、就職活動までにN1を取れるように頑張ってください。」と熱いメッセージをいただきました。

 またホスピタリティ業界ということもあり、面接では第一印象が大事ということでした。「服装や髪形、清潔感」「笑顔や明るさ」が合否を左右するということで、入室したタイミングで採用されるかどうか一瞬でわかるようです。

 最後に2022年10月にグループ会社として設立された「Plan・Do・See Global」の事業紹介をしていただき、サイトへの登録会を行いました。現在、彼はPlan・Do・Seeが運営する神戸のホテルに勤務しておりますが、これからはこの事業に携わり、自身の経験を活かして留学生の就職支援にも尽力していきます。入社5年目ですが、これまでの活躍を評価され、外国人社員で唯一抜擢されたようです。

 最後にそのようなお忙しい中、今回の授業へご登壇・ご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

厚く御礼申し上げます。