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神戸国際大学第35回公開土曜講座「人口減少社会での生き方を考える」を開催しました

2024年2月17日㈯神戸国際大学3号館講義室にて神戸国際大学経済文化研究所主催の第35回公開土曜講座が開催され、フレンドシップ会員や地域住民の皆様をはじめ33名の方が聴講に来られました。

この公開土曜講座は神戸国際大学経済文化研究所が取り組む研究成果発表を中心とした一般開放の講演会であり、今回はコロナ禍による暫くの中止を挟んで2019年以来4年ぶりの開催となりました。

今回は「人口減少社会での生き方を考える」というテーマのもと、経済学部・山本ひとみ教授と松崎太亮教授による講演の2部構成での開催となりました。

山本教授による講義は「今のライフスタイルからこれからの生き方を考える」というテーマで、人々の生き様やライフステージの違いによるモノやコトのニーズを情緒的かつ美的にとらえることを指す「ライフスタイル感性」について説明をされ、来場者一人ひとりが項目シートに沿って自身のライフスタイル感性をチェックするような参加型の内容となりました。

続いて第二部は松崎教授が「今後の経済や生活はどう変わる」をテーマに講演を行い、日本における人口減少の進行を視覚的に明示しながら現状の社会課題を分かりやすく解説し、そういった社会の中でも人生をよりよく過ごすための幸せの指標として「意識の変化」「Well Being」「ライフシフト」などを紹介しました。

参加者からは「わかりやすく勉強になりました。学ぶことがいっぱいでした。月1回、3か月に1回は開催してほしい」「今後のライフスタイルに役立った。経済についても詳しく聞けたのでよかった。」「自分のライフスタイルがどのカテゴリーか意識したことがありませんでした。理解することができました。」など様々な感想が聞かれました。

今後も地域の皆様が知りたい、学びたいというニーズに沿った公開講座を実施して参りたいと思います。