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ファッションビジネスコースプロゼミで毎年恒例のショップ見学と学生交流を実施しました

2023年11月11日(土曜日)に、今年も山本ひとみ教授担当のファッションビジネスコース・プロゼミⅡで、大阪文化服装学院のショップ見学と学生交流を実施してきました。

本ショップは、大阪文化服装学院のブランドマネージメント学科 ショップ開発コースの学生が、学びの集大成として取り組んでいるもので、学生自らがマーケティングリサーチ、コンセプト設定、内装・品揃え計画、バイイング、PR、ECサイト企画、販売などショップ運営のすべてを行っています。

今年のショップは「ISO」で、9/16(土)よりHEP FIVE(大阪・梅田)で3ヵ月間の長期運営ショップを展開。90年代ファッションを再解釈したニュートロファッション「いつか、思い出すその瞬間を共に。」新感覚でノスタルジックなスタイルを提案。

流行中の「NEWTRO」をキーワードとし、90年代の韓国ファッションを再解釈したアパレル・雑貨を展開しているとのことで、NEWTROとは、“NEW”と“RETRO”を組み合わせた造語だそうです。ISOショップの入り口には、学生の手作りポスターが大きく貼り付けら、感度の高い仕上がりです。

現代の人気K-POPアイドルたちが、90年代後半の名曲を次々とカバーし、以来現在に至るまで韓国ではレトロブームが続いています。今回のショップのロールモデルでもあり、新時代のファッションアイコンとして注目を浴びるアイドルグループ New Jeans も“NEWTRO”の代表格として挙げられています。

11月7日のプロゼミの時間に、播岡先生に事前講義をしていただきました。

◆担当教員のコメント
今年のショップは「ISO」ということで、現在Z世代に注目されている韓国テイストの内容でした。
コンセプトは、90年代ファッションを再解釈したニュートロファッション。「いつか、思い出すその瞬間を共に」で新感覚でノスタルジックなスタイルを提案されています。
Z世代特有のレトロ感性を現代風にカスタマイズする、学生の自由な発想とスタイリングのアレンジ能力には感銘いたしました。
のびのび、生き生きとした大阪文化服装学院の学生の実践力に、本学の学生はとてもよい刺激になったと思われます。
毎年、このような交流を実施させていただけることに、改めて大阪文化服装学院様に感謝申し上げます。

◆学生のコメント
古着屋で仕入れた服や自分たちで作った帽子やバック、他大学の美大生の方が作った雑貨やキーホルダーなど、色んなところからコンセプトに合った商品を仕入れてお店を完成させているということがとても印象的でした。「机に向かうだけは簡単だけど、実際に動いてみて商品の販売などをやってみたほうがいい!実践あるのみ!」と大阪文化服装学院の先生が仰っていて、その通りだと思いました。自分で何かを作って販売してみたり、ゼミのみんなでお店をしたりなにか大学生のうちにできたらいいなと思います。大阪文化服装学院の学生さんと直接お話させていただいて、本格的にお店の経営を行っていることに驚いた気持ちと、私もなにか今のうちにやりたいなという羨ましい気持ちでいっぱいになりました。将来に役立つことを沢山聞けてとてもいい講義でした。

経済学部 国際文化ビジネス・観光学科
2年 浜 ののかさん

今回の授業で1番印象に残ったことは、副店長さんにお話を伺ったときに、「学生がつくり上げる企画だからこそできたことは何か」を質問し教えていただいたことです。その質問に、同じクラスや学校の友達のブランドをお店に商品として置くことができる部分だと答えてくれました。既に自分のブランドを持っている人は多いけれど、それを実際にお店における機会は滅多にないそうで、その滅多にない機会を思う存分にできるのは、この企画だからこそだなと思いました。学生のうちにこういった貴重な経験をしているのはとても素敵だし、自分のショップやブランドを持つことに憧れを抱いたのと同時に、それらの難しさを知ることができました。

経済学部 国際文化ビジネス・観光学科
2年 宗石 天音さん

韓国のアーティスト「ニュージーンズ」からのインスプレーションで店は出来ており、ニュージーンズの人が着ているか、着てないかのギリギリの線を責めているのが大変うまいと思いました。韓国に4日間ぐらい買い付けに行き、問屋やポップアップショップで仕入れをしたと聞きました。学生自ら仕入れた商品で、おすすめコーデなどをSNSに投稿し、PRもしていると聞いてとても勉強になりました。

経済学部 国際文化ビジネス・観光学科
2年 本村 颯太さん

大阪文化服装学院「ISO」紹介サイト
https://www.osaka-bunka.com/news/8259/