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キリスト教センター週報

キリスト教センターでは自宅待機している学生の皆様や、このページをご覧いただいた皆様に向けて、聖書の言葉と祈りについて紹介しております。新型コロナウイルス感染症の影響により困難な状況にある方も沢山いらっしゃると思います。これらの言葉が少しでも皆様の救いになれば幸いです。そして、1日も早く感染拡大が止まり、安心できる時が来ることを祈っています。

今週のみ言葉

「マタイによる福音書 第5章 3節」
心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。

メッセージ『神を求めよう!』

今週のこのみ言葉は、イエスさまが弟子たちにまた多くの群衆に、山の上で色々なことを教えられた「山上の説教」と言われる有名なお話の一つです。

山上の説教の冒頭で語られる「心の貧しい人」という言葉の意味を深く探っていきますと「霊的に、信仰的に」「苦しむ人」となります。決して、卑しい人ですとか、悪い人、意地悪な人などの意味ではありません。 むしろ困難な状態にあって、悩んで苦しんで、神さまをとても必要と感じている人々を指しています。

私たちは生きていく上で様々なことで悩み、苦しまなければなりません。 自分の力ではどうしようもない、誰にも相談できない、そんな時にこそ落ち着いて、 純粋に神さまを求め、神さまの声を聞く時間が必要なのかもしれません。

チャプレン テモテ 遠藤洋介

今週の特別なお祈り

全能の神よ、あなたをまことに知ることは、永遠の命に至る道です。どうかわたしたちが、み子イエス・キリストは道であり、真理であり、命であることを深く知ってみ跡(あと)に従い、永遠の 命に至る道を絶えず進むことができますように、主イエス・キリストによってお願いいたします。 アーメン

 

新型コロナウイルスの被害を覚えるお祈り(どうか皆様も、お時間があるときにお祈りください)

神戸国際大学の学生のための祈り

いつくしみ深い神よ、新型コロナウイルスの感染拡大により、困難な日々、孤独な状況 、不安の中にあるすべての神戸国際大学の学生のみなさんのために祈ります。

どうか、彼ら彼女ら一人ひとりの心を支え、お守りください。そして私たちに、あなたの知恵と力 が与えられ、今できることを考え、神さまの、み心にかなった正しい行動を心がけることができますように。そして、共に心を合わせて、新型コロナウイルスの一日も早い終息を祈り、求め続けることができますようにお導きください。

このお祈りを、主イエスさまの、み名によっておささげいたします。 アーメン

病に苦しむ人のための祈り

慈悲の父、慰めのもとである神よ、現在、新型コロナウイルスに感染し、痛みや苦しみ、不安や悲しみの中にある人のために献げる祈りをお聞きください。

どうか 病 で困難や不安の中にある人を憐れみ、み恵みによってその体と心を強め、病を癒してください。また、医師と看護する者とを助け導き、その働きを支えてください。

そして、何もできずに不安と悲しみの中で苦しむご家族やご友人、また、私の心も神さま、あなたが愛によってお救いください。

主イエス・キリストによってお願いいたします。 アーメン

離れている大切な人を覚える祈り

愛なる神さま、あなたは、み手を伸べていつも私たちをお守りくださいます。どうか、遠く離れて暮らす家族や友人を様々な困難な状況からお守りください。

そしてこの不安定な世界において、必要な糧が与えられますように。 心と体が守られ、健やかに日々を過ごすことができますように、どうかあなたがお支えください。

また、不安の中で医療に従事する人々のために祈ります。どうか一人ひとりの働きが祝福され、感染者の回復を助け、支える力をお与えください。そして彼らが感染から守られ、新型コロナウイルスの終息に向かうことができますように。

この小さなお祈りをイエスさまによってお願いいたします。 アーメン

■リンク
キリスト教センター週報(2020年5月12日)(PDF)

日本聖公会神戸教区ではイースターのメッセージを紹介しています。本学の教職員のメッセージも捧げておりますので、こちらもご覧ください。