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古民家施設「ラドーレ神河」の問題点と改善策を考察

経済学部「企業課題解決プログラム」で

 経済学部のゼミなどで行っている「企業課題解決プログラム」で、兵庫県神河町にある宿泊施設「ラドーレ神河」の施設改善策に取り組んできた上田恵美子教授と鍋島正幹准教授のゼミやプロゼミの学生による合同発表会が1月13日に行われた。

 ラドーレ神河は一棟貸しの古民家宿泊施設。兵庫県の真ん中に位置し、豊かな自然に触れながら家族やペット、レジャー仲間など少人数でサウナやバーベキューなどを楽しみながら宿泊できる人気スポットになっている。古民家の古き良さを活かしながら、さらに利用者に快適さや安心安全を提供するための改善点などを学生たちはこれまでのゼミなどの実習などで探ってきた。古民家にはなじみが少ない若い世代が快適さを求めて、どんな課題と改善策を発表するのか、ラドーレ神河の関係者らも興味深くプレゼンを見守った。

 経済経営学科2年の上田プロゼミ生による発表は、まず神河町の豊かな自然や農産物、多数の観光資源や文化・スポーツ施設があることに触れた。その町にある一棟貸しの宿泊施設の魅力的なポイントとして①室内でバーベキューができる②プライベートサウナがある③外観、室内がきれい④古民家特有のぬくもりと趣を感じられる⑤SNS映えする、などを挙げた。そのうえで問題点としてサウナについては醍醐味である整える場所がないことやプライバシーを守れず人の目が少し気になる、照明が少なく暗いなどとした。その改善策として縁側スペースを開放し、ついたて(目隠し)などを設置してプライベートスペースをつくり、いすやマットを置いて整えスペースにする、などと提案した。

ラドーレ神河の課題と改善点などを発表する
上田プロゼミ生たち

 バーベキュー施設については換気と寒暖の対策として換気ダクトの設置やストーブ、ブランケットの利用、期間限定で冬場に鍋のメニューを導入することなどを勧めた。客室や憩いのスペースについてはテレビが欲しい、ボードゲームの種類(カードゲーム、トランプ、など)を増やすなど、若者らしく遊び感覚のスポットの充実なども挙げた。施設内の利用案内については、トイレや進入禁止ゾーンなどのマークにユニバーサルデザインを取り入れ、より広範な利便性を目指すことを提案した。

鍋嶋ゼミ生たちはラドーレ神河の宿泊料金プランにこだわった

 国際文化ビジネス・観光学科3年の鍋嶋ゼミ生はまず宿泊料金に着目。平日・オフシーズン割引、グループ割引や5人以上、7人以上などで割引率を高め、リピーターや紹介による割引、兵庫県内の地域限定や自転車ツーリズムなどの特定ユーザー向け割引、家族・卒業旅行・サークル旅行など旅行プラン付きのセット料金などの設定を提案した。また、神河町の自然と歴史の体験や地元食材を使った古民家カフェでの昼食などガイド付きバスツアーなども提案。さらに、SNSを活用した魅力や料金プランの確認、予約のしやすさなどの発信。留学生の視点から外国人観光客に滞在の流れや施設の利用方法、やさしい日本語や簡単な英語を取り入れて発信してインバウンドの増加案なども提示した。

 国際文化ビジネス・観光学科3年の鍋嶋ゼミ生はまず宿泊料金に着目。平日・オフシーズン割引、グループ割引や5人以上、7人以上などで割引率を高め、リピーターや紹介による割引、兵庫県内の地域限定や自転車ツーリズムなどの特定ユーザー向け割引、家族・卒業旅行・サークル旅行など旅行プラン付きのセット料金などの設定を提案した。また、神河町の自然と歴史の体験や地元食材を使った古民家カフェでの昼食などガイド付きバスツアーなども提案。さらに、SNSを活用した魅力や料金プランの確認、予約のしやすさなどの発信。留学生の視点から外国人観光客に滞在の流れや施設の利用方法、やさしい日本語や簡単な英語を取り入れて発信してインバウンドの増加案なども提示した。

 上田プロゼミ生たちは、海外向けと家族向けの2本の情報発信動画も作成した。海外向けはラドーレ神河そのものを知ってもらうために施設そのものを紹介する内容。一方、家族向けはラドーレ神河についてはすでに知っているという前提で、ラドーレ神河を利用して神河町をいかに楽しむことができるかに着目して近隣施設の紹介を中心に作成した。学生たちは「大学生の目線でSNSを使って堅苦しくなく、親しみやすさを強調し、若者らしく、何にでも軽く触れ合い楽しんでいこうということをアピールしました」と口をそろえた。

ヘアーサロンの10~20代の新規集客に的を絞った上田ゼミ生たち
上田ゼミの留学生グループは日本とベトナムのヘアーサロンの違いを説明した
アサイーボウルの開発から製作、販売までを説明した鍋嶋ゼミ生たち

 このほか、他の鍋嶋ゼミ3年生が神戸市東灘区で開催された「神戸ひがしなだスイーツめぐり」に参加した際にアサイーボールの開発に取り組んだ「スイーツプロジェクト」を発表。スムージーに東灘区特産の清酒にちなんだ酒粕を加えたことで東灘区のオリジナル商品として開発から販売までのプロジェクトを説明した。上田ゼミの他のグループもヘアサロンの集客増についての研究を発表。東灘区にあるヘアサロンが10~20代の新規利用客を増やすためにSNSでの情報発信を工夫するなどを挙げた。また留学生のグループは日本とベトナムのヘアサロンの技術やサービス、接客方法の違いなどを挙げて、文化が違う中でどちらが利用しやすいかなどを考察した。