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2024年度の学位記授与式を挙行いたしました

2025年3月15日(土)に、神戸国際大学ミカエルホールにおいて、2024年度の学位記授与式を実施しました。

八代理事長の司式により学位記授与式が始まりました。聖書朗読では、旧約聖書中の一書である『申命記』の第31章8節を読み上げました。

下田学長による式辞を行いました。新型コロナウイルスの影響を受け、大きな制約の中で大学生活が始まり、授業もオンラインと対面が混在する不規則なものでしたが、そのような環境の中で工夫と努力を重ね、無事卒業を迎えられたことに敬意を表しました。

(式要約)アメリカでは、卒業式は「コメンスメント(Commencement)」、つまり新たな始まりという意味です。これから進む社会は厳しく、最初は力不足に悩むこともあるでしょう。しかし、忍耐強く課題に取り組み、社会で求められるスキルを着実に身につけてください。現代社会は「VUCA時代」と呼ばれ、予測困難な変化が続く中、少子高齢化やデジタル革命の進展によって、個人の選択と主体性がますます重要になっています。
学びは学生時代だけで終わるものではなく、社会人になってからこそ、より重要になります。
知識とスキルを基盤に、主体的に人生の判断を行い、自己成長を続けてください。学びは人生を豊かにし、希望をもたらすものです。遠回りに見えた道も、後で振り返ると、それが最良の道だったと気づくことがあります。
最後に、「人生に近道なし」という言葉を贈ります。あえて苦労の道を選び、一歩ずつ進んでください。

来賓の神戸国際大学同窓会会長 谷田康裕さまより「失敗しても落ち込まず、学びに変えて素晴らしい人生を歩んでください。」と祝辞を頂きました。

学位記授与式の終了後は学生表彰を行いました。学業成績が優秀者で他の模範となる者に与えられる最優秀奨励賞、優秀奨励賞、奨励賞をはじめ、成績または活動内容がきわめて優秀で、最優秀奨励賞をもってしても計れない場合に与えられる八代斌助賞が送られました。クラブ等で優秀な成績、活動を収めた団体への表彰も行われました。

また、リハビリテーション学部理学療法学科においては、公益財団法人 日本理学療法士協会より学業優秀賞と、一般社団法人 全国リハビリテーション学校協会より優秀賞、日本パラスポーツ協会から優秀学生賞の表彰もありました。

【卒業生のコメント】

リハビリテーション学部で、理学療法の勉強をして実習なども経験し、大変な学生生活でしたが、勉強以外にもオープンキャンパスのスタッフや学生会での活動を通してこの4年の間で自分でも大きく成長したと感じています。(理学療法学科)

将来は、中学の時にお世話になった先生のようにフィジカルな治療だけではなく、メンタル面もサポートできるような、ひとり一人の患者さんに寄り添うことができる理学療法士になりたいと思っています。(理学療法学科)

日本に来ていろいろな楽しい経験を積むことができました。日本人の友達もできましたし、地域交流のイベントやボランティア活動にも参加して充実した学生生活を送ることができました。(経済経営学科)

4年間大学に通わせてもらった保護者に、しっかりと教育してくださった先生方に、学生生活を支えてくださった職員の皆さんに感謝の意を表したいと思います。Uターン就職で地元に帰りますが、神戸のことは忘れずに、大学で学んだことを活かしてこれからも頑張っていきたいと思います。(国際文化ビジネス・観光学科)

大学4年間は、思っていた以上に早く感じました。
でも部活動やサークル活動など充実した学生生活を過ごすことができました。ありがとうございました。(国際文化ビジネス・観光学科)

【保護者のコメント】
卒業生の保護者から、以下のようなコメントをいただきました。

理学療法の難しい勉強についていけずに卒業できるかどうか不安でしたが大学の先生方、特にゼミの先生が息子と真摯に向き合い、しっかりサポートしていただいたので無事卒業することができました。感謝しかありません。ありがとうございました。(リハビリテーション学部 保護者様)

あっというまの4年間でした。特に1年目はコロナでオンライン授業ばかりで授業についていけているのか、友達ができているのか、良くわからず心配でしたが、こうして無事卒業することができて感謝しております。(経済学部 保護者様)

式典終了後は会場を神戸ベイシェラトンホテルに移し、保護者会後援・イベント進行学生会による祝賀会が行われました。同会はリハビリテーション学部、経済学部、留学生会代表の3名による挨拶から始まり、4年間の学生生活を振り返るムービーの上映や同窓会等から提供された豪華な景品が当たる抽選会などが催され、卒業生らは学生生活最後の楽しい時間を過ごしました。