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グローバルに活躍する卒業生:IKOMA Language School 【日本語教師】 | 神戸国際大学/ST.MICHAEL'S KIU
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PROFILE

Ikoma Language School 【日本語教師】
経済学部 (2017年3月) 卒業
【大阪府】 府立松原高等学校出身

さまざまな国や人種の人たちが交流し、
そこに新しい文化が生まれる。
好奇心旺盛な私にとって、
日本語教師はとても魅力的な仕事です。

海外で働きたいと考えるようになったのは
いつ頃ですか。

KIUの在学中です。KIUにはさまざまな国からの留学生が来ているのですが、その中でも中国からの留学生としてきた女子学生と毎日一緒に居るほど仲良くなったんです。当然、育ってきた環境も文化も違うので色々な場面で物事に対する価値観などが違っていたのですが、私にとってはお互いが違う価値観を持ちながら理解しあったり、新しい価値観に出会えたりすることがとても楽しく感じられて新鮮でした。正解や不正解ではなく、それぞれ違う価値観を持っている人たちが長い時間一緒に過ごすなかで理解し合っていくという異文化交流に触れたことがきっかけで、海外という自分とは違う環境で育った人たちと深く関わっていきたいと思い、海外で働きたいと考えるようになりました。

在学中からフィリピンへ短期の語学留学へ行くなど英語の勉強はしていましたが、海外で働こうと思ったきっかけが異文化交流だったので、日本の文化を伝えられる仕事に就きたいと考えるようになり、海外で日本語教師になる夢を描くようになりました。そのために、在学中に日本語教師学校にも通いました。

学内で国際交流

日本語教師の夢を持ちながらも、
大学卒業後に国内の企業で働いたのはなぜですか。

はじめは大学を卒業してすぐに日本語教師になろうと考えていたのですが、大学在学中にダブルスクールとして日本語教師学校に通うなかで、日本語教師として日本語を教える外国人の生徒には「日本語を学び将来日本で働きたい人」や「日本へ留学したい人」などの希望を持っている人が多いことを知って、それならばまずは私が日本の企業で働き、社会を経験してから教師となった方がよりリアルな日本を教えられるのではないかと考えたんです。だからこそ卒業して一年間東京で一般企業で働いてから海外で日本語教師になろうと考えました。

とはいえ、就職先は何でも良かったわけではないのです。なぜなら私のプランを遂行するためには、一年間という短いスパンで日本の社会をできるだけリアルに体感しなければならなかったからです。そう考えて就職先に選んだ会社は東京にあるベンチャー企業でインターネットを中心とした広告代理店でした。どうせ働くならば日本の中心である東京の地で、短期で多くの事を経験するためには過酷な環境でと私なりに考えた選択でした。

日本の企業で働いたことで何を学べましたか。
そしてどう成長できましたか。

就職してはじめて営業を経験することになるのですが、新規営業などは期待していた通り過酷な仕事でした。ただ、職場の先輩や上司がとても優しく、チームでサポートしてくれる人に恵まれた環境で仕事をさせていただくことができました。これは、教育体制がしっかりと構築されている点など、私が感じた日本の企業の良いところだと思います。
逆に、日本の企業は何かにつけてルールが多いと感じました。例えば、少しでも目上の方には全てにおいて礼儀正しく対応しなければならいとか、社会的な常識はこうだとか、全てのルールを知っていないと社会人として認められないような風潮がありストレスを感じることもありました。しかし、逆に海外では目上の方ともフランクに話ができる環境があり、細かなルールに縛られることなく自分の考えで働くことができる。私はどちらかと言うと、この海外のスタイルが合っているような気がしています。

就職して一年が経過した頃、自らが営業してきたクライアント様と仕事をする中で、「うちの会社で働かないか?」と誘っていただいたことがありました。この時に、一人の社会人として信頼関係が築くことができたと実感できたことで自分のなかの一つ目のステップはクリアできたのかなと思い、海外へ挑戦してもいいのかなと決意が固まりました。

実際に海外で日本語教師として働いてみて、
この仕事の魅力をどのように感じていますか。

さまざまな国籍や人種の色々なバックグラウンドを持った人たちと2~3時間もの時間を共有できる環境があるというのが単純に面白いなと思っています。働いている人もいれば、主婦の方、学生など目的も夢も違う人たちが、日本語を学ぶという一つのきっかけで仲良くなり交流していく、人と人が繋がっていくことを間近で感じられることが魅力的に感じています。

そんな生徒の人たちに自分なりに工夫をしながら日本語を教えているのですが、働いている生徒の方が「お客様に対して習った日本語を使ってコミュニケーションがとれたよ。」とか、他の生徒の方が「日本に旅行に行った時に、日本語を使ってショッピングできたよ。」というような報告をもらえた時には、やっていて良かったと本当に心からやりがいを感じる瞬間です。

Ikoma Language School

最後に、これからの目標について
教えてください。

現時点でのリアルな目標としては、教材として使用しているオーソドックスな日本語のテキストを一冊教え切りたいと思っています。今はまだ半分くらいを教えている状況なのでまずはそこが第一目標です。その次に第二目標としては、一冊全てを教え切った経験を踏まえて、次の生徒に教える時に自分なりの教え方や伝え方などを工夫して、より分かりやすく日本語を教えられるようになりたいです。

そんな日本語教師になることができたら、きっとどこの国に行っても受け入れられて、どこの国にでも住めるような人間になっているんじゃないかなと思っています。それでも、住む土地や国が変わっても日本語教師という仕事は続けていくだろうと思います。なぜなら、この仕事は好奇心旺盛な私の性に合っていると気づいているからです。


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